5/13(月)以降にお届けした国内企業20社最新決算を各社スライド1枚でおさらいします。
ユーザベース:四半期売上28.5億円(+91%)、営業利益▲3.8億円
SPEEDAやNewspicksを提供する「ユーザベース」(証券コード:3966)は2019年1Q決算を発表しました。
今四半期の売上は28.5億円(+91%)、営業利益▲3.8億円です。2018年に買収したQuartz事業はどのような状況にあるのでしょうか。
Quartzへの積極的な投資で3.8億円の営業損失! 「ユーザベース」1Q19決算
リクルート:通期売上2.3兆円、HRテクノロジー事業が牽引
近年は海外企業の買収にも積極的な「リクルートHD」(証券コード:6098)です。
2019年3月期売上は2.3兆円、営業利益2,231億円と増収増益しました。「Indeed」「Glassdoor」を含むHRテクノロジー事業が成長を牽引しています。
HR事業が15%増収!「リクルートHD」2019年3月期本決算
弁護士ドットコム:売上31.3億円で35.1%増収を達成
リーガルテック企業「弁護士ドットコム」(証券コード:6027)の2019年3月期決算です。
通期売上は31.3億円、営業利益5.1億円(営業利益率16.3%)です。全事業セグメントで増収し、「クラウドサイン」も急成長を続けています。
前期比35.1%増収!「弁護士ドットコム」2019年3月期本決算
クラウドワークス:四半期売上は過去最高の22億円
クラウドソーシングサービスを提供する「クラウドワークス」(証券コード : 3900)です。
今四半期の売上は22.0億円で過去最高に。ユーザー数、クライアント企業数とも堅調に伸びています。
四半期売上は過去最高の22億円「クラウドワークス」2019年 2Q決算
じげん:買収した「トレードカービュー」が寄与してユニークユーザー大幅増
インターネット企業「じげん」(証券コード : 3679)はバーティカルメディアを多数運営しています。
2019年3月期4Qの売上は36億円、営業利益11.2億円(営業利益率31.0%)となりました。前四半期に買収した「トレードカービュー」などが寄与し、グループ全体のユニークユーザー数が大幅に増加しました。
四半期売上は過去最高の36億円 月間UUは順調に増加「じげん」2019年3月期 本決算
KDDI:auモバイル契約数が5,500万超え
通信キャリアauでおなじみ「KDDI」(証券コード:9433)です。
通期売上は5.1兆円、営業利益1.01兆円で営業利益率20%に上昇しました。auのモバイル契約数は5,500万を突破しています。
auモバイル契約数5,500万超え!「KDDI」2019年3月期本決算
日本テレビHD:ゴールデン視聴率11.9%で在京5局トップ
キー局の一角「日本テレビHD」(証券コード:9404)が2019年3月期決算を発表しました。
通期売上は4,249億円で横ばい、営業利益は497億円で減益となりました。2018年度の在京5局視聴率は要チェックです。
ゴールデン視聴率11.9%で在京5局トップ! 「日本テレビHD」2019年本決算
クレディセゾン:カード取扱高は過去最高の4.79兆円
クレジットカード事業などを展開する「クレディセゾン」(証券コード:8253)です。
2019年3月期の営業収益は3,718億円、税引き前利益は458億円に減少しています。カード取扱高は過去最高の4.79兆円に増加しました。
税引き前利益は13.4%減少「クレディセゾン」2019年 本決算
LIXILグループ:海外事業が苦戦
住宅設備メーカー「LIXILグループ」(証券コード:5938)の2019年3月期本決算です。
通期売上は1.83兆円と横ばいも、営業赤字150億円を計上しました。海外事業が苦戦を強いられています。
ガバナンス問題で経営体制を一新?「LIXILグループ」2019年3月期本決算
フリークアウト:営業損失額は減少傾向
アドテク企業「フリークアウト」(証券コード:6094)は19/9期2Q決算を発表しました。
今四半期の売上は47億円、営業利益▲1.6億円と損失額は減少傾向にあります。積極的な海外M&Aで収益の多角化が進んでいます。
売上高は過去最高の47億円!「フリークアウト・ホールディングス」2019年2Q最新決算
アトラエ:求人サイト「Green」アクティブユーザー数が3.3万人に増加
「アトラエ」(証券コード:6194)はHRテック企業として複数の人材関連サービスを展開しています。
今四半期の売上は7.4億円、営業利益2,4億円と前年比で増収増益です。求人サイト「Green」は全ての事業KPI
が堅調に伸びています。
求人サイトのアクティブユーザーが前年比20%増!「Atrae(アトラエ)」2019年9月期2Q決算
ZUU:通期売上13.2億円(+40%)、営業利益1.8億円(営業利益率13.9%)
経済・金融メディアなどを運営する「ZUU」(証券コード:4387)です。
通期売上は13.2億円と40%増収を達成。営業利益は1.8億円と2倍以上に増加し、営業利益率は13.9%と右肩上がりに上昇しています。
売上高は前年度比40%の増収!「ZUU」2019年3月期本決算
ベガコーポレーション:配送費増加で営業損失を計上
「ベガコーポレーション」(証券コード:3542)は家具ECなどを提供しています。
通期売上は133.2億円とわずかに増収。しかし、配送費など販管費率上昇によって営業損失▲3.0億円を計上しました。
物流クライシスが原因で営業利益が▲3億円!「ベガコーポレーション」2019年3月期本決算
ぐるなび:減収減益、来期はついに赤字転落の予想
グルメ情報サイト「ぐるなび」(証券コード:2440)は2019年3月期本決算を発表しました。
通期売上327億円、営業利益12億円と減収減益です。来期は営業赤字に転落する見通しであることを発表しました。
営業利益▲74.4%!来期は営業赤字に転落予想「ぐるなび」2019年3月期 本決算
松屋フーズホールディングス:とんかつ店舗が5年で3倍に増加
牛丼チェーン「松屋フーズホールディングス」(証券コード:9887)の2019年3月期本決算です。
売上は982億円(+5.5%)、営業利益39億円(営業利益率4.0%)で増収減益となりました。第2の柱「とんかつ」は店舗数が5年で3倍に増加しています。
とんかつ店舗が5年で3倍!「松屋フーズホールディングス」2019年3月期本決算
大戸屋ホールディングス:実は海外事業の収益性が改善中
和食チェーンを展開する「大戸屋ホールディングス」(証券コード:2705)です。
通期売上257億円、営業利益4億円で減収減益となりました。国内事業は苦戦が続きますが、海外店舗はフランチャイズを中心に収益性が改善傾向にあります。
海外FC事業の営業利益率47%!「大戸屋ホールディングス」2019年3月期本決算
クックパッド:減収も再び四半期黒字化
レシピ情報サイト「クックパッド」(証券コード:2193)の2019年1Q決算です。
四半期売上は29億円と減収、対して営業利益は3億円で再び黒字化しました。海外レシピ数が着々と増加しています。
今期で黒字に復帰!「クックパッド株式会社」2019年12月期1Q決算
シダックス:カラオケ事業譲渡で最終損失▲32億円
カラオケ事業の清算でも話題となった「シダックス」(証券コード:4837)が決算を発表しました。
通期売上は1,283億円で減収が続く一方、営業利益は17.4億円に増加しました。事業譲渡に伴う売却損の計上で最終損失は▲32億円の赤字となっています。
ワタミ:営業利益率が徐々に改善
居酒屋や宅食事業を展開する「ワタミ」(証券コード:7522)です。
2019年3月期売上は947億円、営業利益10.6億円で減収増益です。居酒屋の出店数にはある変化が見られました。
和民の店舗数が減少!業態転換で利益率が改善した「ワタミ」2019年3月期本決算
RIZAPグループ:11年ぶり営業赤字に転落
自己投資産業で世界No.1を目指す「RIZAPグループ」です。
2019年3月期売上は2,225億円と82%増収するも、11年ぶりに営業赤字へ転落してしまいました。苦境が続いています。