事業内容
LIXIL(以下、同社)は、「ウォーターテクノロジー事業」と「ハウジングテクノロジー事業」を主要な事業内容とする企業グループです。
ウォーターテクノロジー事業では、衛生機器、シャワートイレ、水栓金具、浴槽、ユニットバス、シャワー、洗面器、システムキッチンなどの水回り設備を提供しています。また、住宅・ビル外装タイル、内装タイルなども手がけています。主要な関係会社には、LIXIL、LIXILトータルサービス、テムズ、ダイナワン、LIXIL Europe、Grohe、ASD Holding、A-S (China)、LIXIL Vietnam、LIXIL (Thailand)、LIXIL AFRICA HOLDINGS、台灣驪住設備などがあります。
ハウジングテクノロジー事業では、住宅・ビル・店舗用サッシ、玄関ドア、各種シャッター、門扉、カーポート、手摺、カーテンウォールなどの金属製建材、窓枠、造作材、インテリア建材などの木質内装建材、サイディング、屋根材などのその他建材を提供しています。また、工務店のフランチャイズチェーンの展開、建築請負、不動産管理、不動産事業のフランチャイズチェーンの展開支援、住宅ローンなどの住宅・サービス関連事業、太陽光発電システムなども手がけています。主要な関係会社には、LIXIL、LIXILトータルサービス、LIXILトータル販売、Gテリア、LIXIL住宅研究所、旭トステム外装、LIXILリニューアル、LIXIL TEPCOスマートパートナーズ、ソニテック、LIXILトーヨーサッシ商事、クワタ、LIXILリアルティ、大分トステム、西九州トステム、ジーエイチエス、LIXIL住生活ソリューション、LIXILホームファイナンス、サンヨーホームズ、LIXIL INTERNATIONAL、TOSTEM THAI、LIXIL GLOBAL MANUFACTURING VIETNAM、驪住通世泰建材、LIXIL WINDOW SYSTEMS、PT. LIXIL ALUMINIUM INDONESIAなどがあります。
特集記事
経営方針
LIXIL(以下、同社)は、「ウォーターテクノロジー事業」と「ハウジングテクノロジー事業」を主要な事業内容とする企業グループです。
同社は、「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」という存在意義のもと、先進的な技術と製品を開発・提供し、人々の住まいと暮らしを支えてきました。現在、同社は世界150カ国以上で約51,500人の従業員を擁するグローバル企業となり、毎日10億人以上の人々に製品を提供しています。
同社は、2023年に「LIXIL Playbook」を進化させ、5つの優先課題に取り組んでいます。具体的には、①インフレーションとサプライチェーンの課題への対応、②日本事業の最適化と新たな事業成長の追求、③ウォーターテクノロジー事業における海外事業の成長促進、④環境戦略の事業戦略への統合、⑤新たなコア事業の創出です。これらの取り組みを通じて、同社は事業利益率7.5%の安定的な達成を目指しています。
また、同社は環境への取り組みを強化しており、「気候変動対策を通じた緩和と適応」「水の持続可能性を追求」「資源の循環利用を促進」の3つの重点領域に注力しています。これらの取り組みを事業戦略に統合し、持続的成長と地球環境・社会への良いインパクトの拡大を目指しています。
同社は、変化への対応力を高め、基幹事業の強靭化を図るとともに、新たなコア事業の創出にも注力することで、長期的な価値創造を実現し、ステークホルダーの期待に応えていく方針です。