ココナラの先輩格「Fiverr」前編:ロケットスタートからNYSEへの上場まで
2010年代から本格的に広がったいわゆる「ギグ」エコノミー。
マスターカードの試算によると、2019年時点でギグエコノミーの取引規模は2,483億ドル(≒26兆円)規模。2023年には4,552億ドルに膨れ上がることが予想されていた。
コロナ禍で、このトレンドは加速した可能性が高い。日常的に目立つのは『Uber Eats』などの配達サービスだが、一時的な仕事が発生するのはオフラインだけではない。
オンライン領域では、海外で『oDesk(現UpWork)』、日本でも『ランサーズ』『クラウドソーシング』が成長してきた。そんな中で台頭したのが、既存とは別な性質を持ったプラットフォームだ。
今回ご紹介する「Fiverr」は、その代表的企業。先日ご紹介した「ココナラ」の、先輩格とも言える企業である。
Fiverrは2010年のイスラエルで創業した。