事業内容
京王電鉄は、運輸業、流通業、不動産業、レジャー・サービス業、その他業の5つの主要事業セグメントを持つ企業集団です。
運輸業では、鉄道事業、バス事業、タクシー業、貨物の輸送・引越し業を手がけています。主要な会社には、京王電鉄、京王電鉄バスグループ、西東京バス、京王自動車グループ、京王運輸などがあります。
流通業では、百貨店業、ストア業、書籍販売業、ショッピングセンター事業、クレジットカード業、生活雑貨関連用品の販売業、パン・菓子の製造・販売業、生花販売業などを展開しています。主要な会社には、京王百貨店、京王ストア、京王書籍販売、京王パスポートクラブ、京王アートマン、京王食品、京王グリーンサービスなどがあります。
不動産業では、不動産賃貸業と不動産販売業を手がけています。主要な会社には、京王不動産、京王地下駐車場、リビタなどがあります。
レジャー・サービス業では、ホテル業、旅行業、広告代理業、スポーツ業、飲食業などを展開しています。主要な会社には、京王プラザホテル、京王観光、京王エージェンシー、京王レクリエーション、レストラン京王などがあります。
その他業では、ビル総合管理業、車両整備業、建築・土木業、情報システム業、経理代行・金融業、人事業務代行業、社会教育事業、清掃業、子育て支援事業、高齢者住宅事業、葬祭事業などを手がけています。主要な会社には、京王設備サービス、京王重機整備、東京特殊車体、京王建設、京王ITソリューションズ、京王アカウンティング、京王ビジネスサポート、京王ユース・プラザ、京王シンシアスタッフ、京王子育てサポート、京王ウェルシィステージ、京王フェアウェルサポートなどがあります。
特集記事
経営方針
京王電鉄は、運輸業、流通業、不動産業、レジャー・サービス業、その他業の5つの主要事業セグメントを持つ企業集団です。
中期経営計画では、「RESTART」を全体テーマに掲げ、鉄道会社としての社会における存在意義を見つめ直し、新しいライフスタイルを牽引する存在として、生活圏内の回遊性向上と魅力的な「まちづくり」に主体的に関与することで、沿線力の向上を目指しています。
具体的には、「日本一安全でサービスの良い鉄道」に向けた取り組み、お客様ニーズを先取りしたサービスの提供、未来を見据えた盤石な事業体制の構築、まちづくりへの注力、事業構造改革の推進、稼ぐ力の強化などに取り組んでいます。
中期経営計画最終年度の2024年度には、2018年度(コロナ禍以前)の85%程度まで営業利益を回復させ、2030年代までには過去最高益を超える水準を目指しています。また、財務指標としてネット有利子負債残高4,000億円以下、ネット有利子負債/EBITDA倍率6倍以内、自己資本比率38%程度を目標としています。