(前回の続き)
1916年、第一次大戦の軍需景気で絶頂期にあった三菱のトップを継いだ4代目・岩崎小弥太。
当時38歳と、入社して10年の経験を積んでいたとはいえ、前社長の久弥は、サクッと隠居してしまいました。
久弥の経営スタイルは、事業を部下に委ねて「任せる」というもの。細かいところに、特に目を光らせる必要もなかったのかもしれません。
ところが、4代目に就任した小弥太は、社長になるや否や、ものすごいリーダーシップを発揮していきます。
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