楽天 2Q決算:EC追い風で48%増、モバイル事業は基地局建設を前倒しへ
楽天が8月11日に発表した2020年1〜6月期決算は最終損益が325億7,800万円の赤字だった。
4〜6月期の売上収益は3,473億2,500万円で前年比13.4%の増収。Non-GAAP営業利益は325億8,700万円のマイナスとなった。非経常的なコストを調整したIFRS営業利益は33億3,300万円で黒字に回復している。
中核のインターネットサービス事業が営業赤字に落ち込む中、モバイル事業への投資も拡大している。モバイル事業の赤字額は上半期だけで500億円を超える。
国内ショッピングEコマースは、取扱高(GMS)が前年比48.1%増。コロナ拡大による需要で大きな追い風を受けた。