エターナルホスピタリティグループ【3193】 プライム(内国株式)

焼鳥屋「鳥貴族」、チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」、やきとり大吉を展開、国産食材にこだわる飲食事業を展開。

エターナルホスピタリティグループ【3193】 プライム(内国株式)

焼鳥屋「鳥貴族」、チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」、やきとり大吉を展開、国産食材にこだわる飲食事業を展開。

事業内容

鳥貴族ホールディングスは、飲食業界において複数のブランドを展開している企業です。同社は「世の中を明るくしたい」という理念のもと、焼鳥屋「鳥貴族」やチキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」を運営しています。これらのブランドは、低価格で高価値のサービスを提供し、国産食材の使用にこだわり、食の安心安全を追求しています。

2023年1月には、やきとり大吉をチェーン展開するダイキチシステム株式会社をグループ化し、さらに同年4月には米国に「TORIKIZOKU USA INC.」を設立し、グローバル展開を進めています。

鳥貴族ブランドは、「うまい!を、気がねなく!」をストアコンセプトに掲げ、全品均一価格で提供しています。商品開発においては、お客様に感動してもらえる商品を最優先に考え、調理から提供までの時間短縮を目指しています。また、接客においても、再来店につながるサービスの提供を目指し、スタッフの研修に力を入れています。

TORIKI BURGERは、2021年に1号店をオープンした国産チキンバーガー専門店で、国産食材にこだわり、チキンの旨味を最大限に引き出す商品作りを行っています。2023年7月末現在、2店舗を運営しています。

やきとり大吉は、1977年に設立されたブランドで、独立開業の支援を行いながら、全国に展開しています。各店舗は地域に根差した店づくりを行っており、長年にわたり顧客に支持されています。

鳥貴族ホールディングスは、これらのブランドを通じて、飲食事業の単一セグメントで事業展開を行っており、質の高い食材を低価格で提供することで、お客様の支持を得ています。また、グループシナジーを高め、競争優位性の追求を目指しています。

特集記事

経営方針

鳥貴族ホールディングスは、外食業界における厳しい経営環境の中で、持続的な成長と収益基盤の強化を目指しています。同社は、資本、人材、ノウハウの集中投下や業務オペレーションの均一化、経営の効率化に積極的に取り組む一方で、国産食材の使用や店内調理による品質・味へのこだわりを通じて、他社との差別化を図ります。また、感動を提供する店舗づくりを追求し、顧客満足度の向上を目指しています。

同社は、関西圏、関東圏、東海圏を中心に「鳥貴族」を626店舗展開し、やきとり大吉を展開するダイキチシステム株式会社のグループ化により、合計1,000店舗を超える焼鳥屋のチェーンを形成しています。中期経営戦略の下、マーケティング機能の新設や商品・機器の開発機能強化により、既存店の売上高向上に努めるとともに、アメーバ経営による採算管理強化や不採算店舗の整理に取り組んでいます。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けた外食業界において、同社は衛生管理の徹底とコスト管理による財務基盤の維持を優先し、グローバル展開やファーストフード業態としてのチキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」の開発に注力しています。また、米国での事業展開を含む海外進出にも積極的に取り組んでいます。

鳥貴族ホールディングスは、内部管理体制の強化、既存店売上高の維持向上、商品力の向上、食材の安定調達、新規出店・投資効果の維持向上、人材の採用・教育強化など、複数の課題に重点的に取り組むことで、競争優位性の追求とグループシナジーの高め、飲食事業の成長を目指しています。