「鳥貴族HD」が業績復調中!今後は米国展開を計画、”焼き鳥”は国際食になるか?
大手焼き鳥屋チェーンの鳥貴族ホールディングスが、コロナ禍からの復調を続けている。2023年7月期の売上高は334億円(前年比65%増)、営業利益は14億円(前期は赤字)だった。
通期での売上高は依然としてコロナ前に及ばないが、営業利益は2019年7月期をすでに上回る。
9月22日には、商号を「エターナルホスピタリティグループ」へと変更する計画を発表。商号の変更予定日は来年5月1日である。
変更の理由は、積極的な海外展開によって企業活動のグローバル化を目指しているため。長期ビジョンとして「グローバルチキンフードカンパニー」を掲げ、米国進出やアジア各国でのパートナー開拓を本格化するという。
鳥貴族は2014年に新規上場を果たし、急成長から客離れ、そしてコロナ禍という未曾有の大逆風に見舞われた。今回の記事では、そんな鳥貴族ホールディングスの近況と今後の展望についてまとめる。