「鳥貴族」のエターナルホスピタリティGが好調、焼鳥を軸にした世界展開も本格化へ
焼き鳥チェーン『鳥貴族』などを展開するエターナルホスピタリティグループが好調だ。
想像に難くないことだが、同社はコロナ禍で業績悪化にあえいだ。2022年7月期まで2年連続で営業赤字に陥ったが、その翌年には復調。ただし、助成金のおかげで2022年7月期にも経常利益ベースでは約20億円の黒字だった。
2024年7月期の売上高は419億円(前年比25%増)、営業利益32億円(同129%増)にのぼった。2025年7月期の業績予想は売上478億円(前年比14%増)、営業利益40億円(同23%増)。さらなる増益を見込んでいる。
「鳥貴族ホールディングス」から社名を変えたのは昨年のこと。エターナルホスピタリティグループがグローバル企業への転身を目指す背景には何があるのか。同社の近況とともに、本記事で紹介したい。