アイデンティティ管理をコアに隣接市場に展開するOktaの成長戦略
前回、前々回の記事では、アイデンティティクラウドを展開する「Okta」がどのように生まれ、上場に至ったかまでの道のりを紐解いた。
2017年に新規上場してからのOktaは、さらに驚くような成長を遂げた。
Oktaの成長は、クラウド時代で「SaaS」が増え、よりクリティカルな存在となっている現況を映し出している。企業が使うクラウドサービスが増え、そのアクセス管理が重要だからこそ認証基盤の需要も増えている。
今回の記事では、Oktaがアイデンティティ製品をどのように展開し、そして発展させようとしているかを確認する。それを知ることで、同社がなぜこれだけ急成長を遂げているか、その一端が垣間見えるだろう。