おはようございます。 習慣作りについて論じたジェームズ・クリアーの『Atomic Habits』を読み返しているのですが、その中に「もし目標を無視して仕組み(習慣)だけに集中したら、それでも成功するだろうか」という問いがあります。
同書では「Yes」という意見。目標はあくまで方向を定めるもので、本当に重要なのは日々の取り組みであるというわけです。世間ではとにかく高い目標を立てようという考え方もありますが、皆様はどう思われるでしょうか。
開示資料より作成
大手焼き鳥屋チェーンの鳥貴族ホールディングスが、コロナ禍からの復調を続けている。2023年7月期の売上高は334億円(前年比65%増)、営業利益は14億円(前期は赤字)だった。
通期での売上高は依然としてコロナ前に及ばないが、営業利益は2019年7月期をすでに上回る。
9月22日には、商号を「エターナルホスピタリティグループ」へと変更する計画を発表。商号の変更予定日は来年5月1日である。
変更の理由は、積極的な海外展開によって企業活動のグローバル化を目指しているため。長期ビジョンとして「グローバルチキンフードカンパニー」を掲げ、米国進出やアジア各国でのパートナー開拓を本格化するという。
今回ご紹介するのは、シンタス・コーポレーションという米国企業だ。
主に手がけるのは、法人向けのテキスタイル(繊維品)レンタル事業。代表的なのはユニフォームのレンタルで、工場やホテル、カジノ、医療機関、飲食店など百万社以上を顧客とする。
2023年5月期の売上高は88億ドル(前年比12%増)、営業利益は18億ドル(同13.6%増)と右肩上がりの成長が続く。収益性が上がり続けていることも特徴の一つで、営業利益率は前年に20%を超えた。
テキスタイル(繊維品)レンタル市場は年間390億ドル規模とされ、そのうちシンタスは14%でトップを占める。二位アラマーク(Aramark)が7%、ユニファーストは5%と続くが、大半を「その他」が占めるというのも特徴的だ。
Shutterstock
自動車産業におけるイノベーションといえば、何を思い浮かべるだろう。
1908年に発売された「T型フォード」を連想する人は少なくないはずだ。世界初の大量生産車として、文字通り人々の生活を変えた。大成功を収めたヘンリー・フォード自身も、20世紀を代表する企業家として知られる。
あるいは「トヨタ生産方式」を挙げるかもしれない。フォードが常識にした「少車種・大量生産」を疑い、必要なものを必要なだけ作るジャストインタイム方式を確立。世界中の製造業に革新をもたらした。
自動車は製造業なので、製造プロセスに脚光が当たるのは当然だ。しかし、「経営スタイル」にも大きな革新があったと言って、思い当たるものはあるだろうか?
大量生産がままならない昔から、無謀にも多角的な商品戦略を打ち出した会社がある。米国最大の自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)だ。創業当初からGMは企業買収を繰り返し、何度も危機に陥った。
全保連が9月22日、東証スタンダード市場への新規上場を承認された。上場日は10月25日を予定している。
不動産を借りるとき、日本では「連帯保証人」が必要なことが少なくない。かつては今以上に当たり前のこととされたが、現代は種々の事情により保証人を立てられない人が増えた。
そんな中、同社が2001年から始めたのが「家賃債務保証」だ。借り手(賃借人)が保証料を支払い、保証会社が貸し手のために家賃を保証する。家賃の滞納時には保証会社が「代位弁済」を行い、後で借り手から回収する。
2023年3月期は売上高が240億円に迫り、経常利益も18億円を超えた。しかし2年前のコロナ禍では、63億円の経常赤字を計上。2021年3月期を除けば、売上は拡大傾向が続いている。
米国の格安小売チェーン「ダラージェネラル」。
社名が示唆するように、創業当初は「全ての商品が1ドル以下で買える」ことが特徴だった。初めて店舗を出した1955年より、このコンセプトはすぐに人気を集めたという。
現在のダラージェネラルは米国で1.9万店舗以上を展開。今では「1ドル以下」に限らず、食品や日用品からベーシックアパレルまで、幅広い商品を”エブリデーロープライス”で販売する。
コロナ禍では業績が加速したが、翌年には鈍化。利益水準は横ばいとなり、株価も下落した。2023年現時点、S&P500企業の中で最もパフォーマンスが悪い銘柄の一つだ。年初来株価は56%下落した。
メールが転送されましたか?こちらで登録しましょう。
有料版のニュースレターはこちら
もっと詳しく知りたい方へ: プレミアムプラン