パランティア、決算好調で時間外株価急騰。CEOの愛国心あふれるポジショントーク
ソフトウェア企業のパランティアが8月5日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比27%増の6.8億ドル。営業利益は同じく十倍に増え、1億ドルを突破した。
株価はこの一カ月で一割強の下落だったが、決算発表後の時間外株価は執筆時点で12%の上昇。下落分を取り戻すことになりそうだ。
「過去の台本はもうワークしない」そう豪語するのは、パランティアのCEO、アレックス・カープ氏だ。「これまで(過去の台本を)信じ込んでいた人ですら、このことを知っている」と皮肉った。
世の中の不確実性が高まったように感じられる中、同社が提供するのは公的機関や大企業を対象としたソフトウェア。企業向けソフトウェアについても、同氏は「売り方が変わっただけで、大したことのない製品ばかりが長年あふれていた」と辛辣だ。