『Googleマップ』などの立役者!ジョン・ハンケの半生(前編)
以前、特集した「Google Maps」の歴史。
「Google Earth」やストリートビューを含め、Googleの地理情報サービスの原型になったのは、2004年に買収した2つのスタートアップ、Keyhole社とWhere2Technologies社です。
このうち、Google Earthなどを含め大きなバックボーンとなったのがKeyhole社。そして、そのKeyhole社でCEOを務めていたのがジョン・ハンケという人物です。
さらに、ジョン・ハンケが成し遂げたのはこれだけではありません。2010年にはGoogle社内スタートアップとして『Niantic Labs』をスタート。
そう、世界中で大ヒットした『ポケモンGo』を生み出したあのNianticの創業者でもあるのです。Nianticは2015年にGoogleから独立し、今はユニコーン・ベンチャーとして来るべきAR全盛の時代に備えています。
2020年は5Gが普及し、我々の通信環境は大きく変化すると言われています。そうした中で本領を発揮しそうな技術の一つが「AR」。その第一人者ともいえるジョン・ハンケとは、一体どんな人生を送ってきたのでしょうか。
ジョン・ハンケは1966年、アメリカのテキサス州で生まれました。産みの母親は未婚だったため、とある農家に養子として預けられます。