おはようございます。 今週から新年度が始まりますね。もう一年の四分の一が完了したと思うと早く感じますが、気合を入れ直すには良いタイミング。個人的にも、大谷翔平選手が実践したことで知られる「原田メソッド」の書籍を購入するなどして、日々モチベを高めています。
開示資料より作成
廃棄物処理においてこの十年間、大きな躍進を遂げた企業がある。東海エリアを中心として事業を手がけるミダックホールディングスだ。
同社が標榜するのは、廃棄物の適正処理を通じて循環型社会の確立を目指す企業集団。水処理、破砕、焼却、埋立などの廃棄物処理から収集運搬などを手がける。米国株式市場で人気の「Waste Management」(時価総額851億ドル)を彷彿とさせる事業内容だ。
業績はまさに右肩上がりで、2023年3月期には77.7億円を売り上げた。収益性は年々高まり続け、営業利益は27.5億円にのぼっている。時価総額は目下436億円だ。
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生成スタートアップの「Stability AI」と言えば、画像生成AI『Stable Diffusion』を開発する企業。創業したのはエマド・モスタクは1983年に生まれ、幼少時をバングラデシュで過ごしたが、7歳の頃に英国へ移住。オックスフォード大で数学を学んだ。
ギャップイヤーに企業でのシステム開発を経験後、選んだのは金融業界。やがてヘッジファンドマネジャーとして成果を上げたが、23歳と若かったため大した報酬を得られなかった。
息子が自閉症と診断されたことを機に退職すると、自ら解決策を導き出すことを決意。AIチームを立ち上げて自閉症に関する文献を収集、得られた知見を活用した。息子は通常の学校に進学することができたという。
モスタクの経歴には不透明な点が多い。かつてはLinkedInページを持っていたようだが、現在は削除されている。オックスフォード大学院で数学と計算機科学を学んだとされるが、Forbesが昨年「実際は修士課程を修了していない」と報道。大きな疑いの目を向けられることになった。
テクノロジー企業の「オラクル(Oracle)」が株式市場での評価を高めている。3月11日に新たな決算を発表後、株価は急騰。この一カ月間での上昇率は20%に迫る。
オラクルは長く高収益企業としての地位を享受してきたが、ビッグ5(Apple、Microsoft、Amazon、Alphabet、Meta Platforms)などと比べると地味な存在だ。成熟したエンタープライズ向け企業として認識している人が多いのではなかろうか。
一方で同社は、アメリカンドリームを体現する企業でもある。会長兼CTOとして今なお経営に携わるのは、創業者のラリー・エリソン氏。同氏が登場する決算会見は、印象的な言葉のオンパレードだ。
加えて興味深いのが、オラクルがAI時代という大波にがっつり乗っかろうとしている点。今回の記事ではエリソン氏の下、どのような成長戦略を展開しているかを紹介する。
大手スポーツ用品メーカーのナイキが3月21日、2023年12月〜翌2月期決算を発表。売上高は前年比0.3%増の124億ドル、営業利益は同じく5%減の14億ドルだった。
このところ、株式市場におけるナイキの評価はふるわない。株価は2021年11月にピークをつけ、その後は低調。依然として復調の様子は見えない。それでも時価総額は目下1,422億ドルにのぼり、株価収益率は27.6倍。業績に対して特に評価が低いという水準ではない。
ジョン・ドナフーCEOは決算発表で「第3四半期(12〜2月)の業績は想定通りだった」とコメント。その一方で、「ナイキはポテンシャルを十分に発揮していない」と続けた。
今回ご紹介するのは、米国のオンライン銀行「Axos Financial」だ。
日本ではほとんど誰も知らないような会社だが、概ね右肩上がりに業績を伸ばしている。2023年の売上高は 前年比75%増の11.6億ドル。税引前利益は27%増の4.3億ドルだった。
同社が手がける事業は、コンシューマバンキング、コマーシャルバンキング、それから証券の三つ。2023年末時点での預金額は182億ドルにのぼり、オンライン上の貯蓄銀行として差別化した存在であるという。
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