廃棄物処理で高利益成長の「ミダックグループ」2032年3月期に売上400億円へ?
廃棄物処理においてこの十年間、大きな躍進を遂げた企業がある。東海エリアを中心として事業を手がけるミダックホールディングスだ。
同社が標榜するのは、廃棄物の適正処理を通じて循環型社会の確立を目指す企業集団。水処理、破砕、焼却、埋立などの廃棄物処理から収集運搬などを手がける。米国株式市場で人気の「Waste Management」(時価総額851億ドル)を彷彿とさせる事業内容だ。
業績はまさに右肩上がりで、2023年3月期には77.7億円を売り上げた。収益性は年々高まり続け、営業利益は27.5億円にのぼっている。時価総額は目下436億円だ。
拡大を続けるミダックホールディングスとは一体どのような会社なのだろうか。今回の記事では、その沿革から事業内容、野心的な成長戦略までを特集する。