動画配信サービスのNetflixが1月20日、2021年10〜12月期決算を発表した。売上高は77.1億ドル(前年比16%増)と続伸したが、全四半期に開示した売上予想をわずかに下回る。
営業利益は6.3億ドルと、予想(5億ドル)を上回った。前年比では34%減と、巣ごもりで追い風のふいた2020年と比べると大幅な減益でもある。
有料会員数の伸びが鈍化するという弱気の見通しもあり、株価は時間外で20%もの急落。ただでさえ軟調な株式市場に、さらなる追い討ちとも言える状況だ。
株式市場は今、大きな転換点を迎えつつあるようにも見える。このような中でNetflix経営陣は何を語ったのだろうか。決算報告や経営陣のコメントを中心に、足元の動向について整理しよう。