スクウェア・エニックス・ホールディングス【9684】 プライム(内国株式)

デジタルエンタテインメント事業では、コンピュータゲームの企画、開発、販売を行い、「スクウェア・エニックス」や「タイトー」が主要会社。

スクウェア・エニックス・ホールディングス【9684】 プライム(内国株式)

デジタルエンタテインメント事業では、コンピュータゲームの企画、開発、販売を行い、「スクウェア・エニックス」や「タイトー」が主要会社。

事業内容

スクウェア・エニックス・ホールディングスは、複数の事業セグメントを通じて幅広いサービスを提供しています。主要な事業セグメントには、デジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、出版事業、そしてライツ・プロパティ等事業が含まれます。

デジタルエンタテインメント事業では、コンピュータゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売、販売許諾、運営等を行っています。このセグメントには、株式会社スクウェア・エニックス、株式会社タイトー、株式会社Luminous Productionsなどが位置づけられています。

アミューズメント事業では、アミューズメント施設の運営やアミューズメント施設向けの業務用ゲーム機器・関連商製品の企画、開発、製造、販売、レンタル等を手掛けています。このセグメントには、株式会社タイトーが含まれます。

出版事業は、コミック単行本、ゲーム関連書籍及び定期刊行誌等の出版、許諾等を行っており、株式会社スクウェア・エニックスがこのセグメントに位置づけられています。

ライツ・プロパティ等事業では、二次的著作物の企画、制作、販売、ライセンス許諾等を行っています。このセグメントには、株式会社スクウェア・エニックスと株式会社タイトーが含まれます。

これらの事業を通じて、スクウェア・エニックス・ホールディングスは、日本をはじめとする世界各地で幅広いエンタテインメントサービスを提供しています。

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経営方針

スクウェア・エニックス・ホールディングスは、デジタルエンタテインメント業界における変化に適応し、持続的な成長を目指しています。同社は、高品質なコンテンツの創造を通じて、世界中の人々に夢と感動を提供することを企業理念として掲げています。経営戦略として、ITや通信環境の進化に伴う顧客ニーズの変化に柔軟に対応し、新しいビジネスモデルやデジタル販売へのシフトを加速させることで、収益性の維持と中長期的な成長を追求しています。

同社は、家庭用ゲーム市場とモバイルゲーム市場の両方で競争が激化している中、新規IPの創出と既存IPの活用による事業展開を重要視しています。また、アミューズメント市場や出版市場においても、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復や電子書籍市場の成長を背景に、継続的な収益基盤の拡大を目指しています。

財務上の課題としては、継続収益基盤の拡大を優先し、デジタルエンタテインメントの産業構造変化に対応するための新規コンテンツ開発に相応の投資を行っています。さらに、ストリーミングやサブスクリプションモデルの採用、新興地域へのコンテンツ提供拡大など、ディストリビューション面での変革にも取り組んでいます。

新たな成長領域として、AI、クラウド、ブロックチェーンゲームへの重点投資を行い、積極的な研究開発を進めています。これらの戦略を通じて、スクウェア・エニックス・ホールディングスは、2024年3月期までの売上高4,000~5,000億円、営業利益600~750億円の達成を目指し、持続的な成長と企業価値の向上を追求しています。