事業内容
三菱UFJフィナンシャル・グループは、銀行業務、信託銀行業務、証券業務を中心に、クレジットカード・貸金業務、リース業務、資産運用業務などを手がける大手金融グループです。
同社グループは、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券などの主要子会社を擁し、「世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ」を目指しています。
銀行業務では、個人向けの預金・融資サービスや法人向けの融資、外国為替、決済サービスなどを提供しています。信託銀行業務では、資産運用、資産管理、年金信託などのサービスを手がけています。証券業務では、株式・債券の売買、投資信託の販売、M&Aアドバイザリーなどを行っています。
また、クレジットカード・貸金業務では、三菱UFJニコスが、リース業務では、三菱UFJリースが、資産運用業務では、三菱UFJ国際投信が中心的な役割を果たしています。
同社グループは、既存の業態の枠を超えて、グループ一体となって金融商品・サービスを提供するグループ融合型の組織体制を構築しており、グループ各社の連携のもと一元的に戦略を定め事業を推進する事業本部制度を導入しています。
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経営方針
三菱UFJフィナンシャル・グループは、中期経営計画において「企業変革」、「成長戦略」、「構造改革」の3本柱を掲げ、変革を推進しています。
「企業変革」では、デジタルトランスフォーメーションの推進、環境・社会課題への貢献、そしてスピードと挑戦をキーワードにしたカルチャー改革に取り組んでいます。デジタル化によりお客様接点の強化や業務の効率化を図り、サステナビリティ経営の深化にも注力しています。
「成長戦略」では、ウェルスマネジメントの強化、経営課題解決型アプローチの推進、アジア地域での事業拡大、GCIB&Global Marketsの収益力向上、グローバルアセットマネジメント/インベスターサービスの強化などに注力しています。これらの取り組みを通じて収益力の強化を目指しています。
「構造改革」では、経費とリスク・アセットのコントロール、基盤・プラットフォームの改革、事業ポートフォリオの見直しに取り組み、強靭性の確保を図っています。
また、同社グループは2023年度のROE目標を8%以上に設定しており、収益力の向上とリスク・アセットの最適化により、資本効率の改善を目指しています。
このように、三菱UFJフィナンシャル・グループは、デジタル化、サステナビリティ、そして収益力強化に注力しながら、変革を推進することで、社会の期待に応える存在となることを目指しています。