事業内容
ピジョン株式会社とそのグループ会社(以下、ピジョン)は、育児用品や介護用品の製造、仕入れ、販売を中心に事業を展開しています。ピジョンは、日本事業、中国事業、シンガポール事業、ランシノ事業の4つの主要セグメントに分かれており、それぞれ特色あるサービスを提供しています。
日本事業では、ピジョンホームプロダクツ株式会社やピジョンマニュファクチャリング兵庫株式会社などの子会社が製造した育児および女性向け用品を販売しています。また、ピジョンハーツ株式会社は保育、託児、幼児教育事業を手がけ、ピジョンタヒラ株式会社やピジョン真中株式会社は介護用品の販売や在宅介護支援サービスを提供しています。
中国事業では、PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.やPIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU) CO.,LTD.などが製造した商品を、PIGEON (SHANGHAI) CO.LTD.やDOUBLEHEART CO.LTD.が販売しています。
シンガポール事業では、PIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.やPIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.などが製造した育児および女性向け用品を、PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.やPIGEON INDIA PVT.LTD.が販売しています。
ランシノ事業では、LANSINOH LABORATORIES MEDICAL DEVICES DESIGN INDUSTRY AND COMMERCE LTD.CO.やPIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.が製造した商品を、LANSINOH LABORATORIES,INC.などが販売しています。
これらの事業を通じて、ピジョンは幅広い育児および介護関連のニーズに応える製品とサービスを提供し、多様な顧客層に対応しています。
特集記事
経営方針
ピジョン株式会社(以下、ピジョン)は、育児用品や介護用品の製造、仕入れ、販売を中心に事業を展開しており、日本、中国、シンガポール、ランシノの4つの主要セグメントを通じて、多様な顧客層に対応しています。ピジョンは、企業理念「Pigeon DNA・Pigeon Way」に基づき、赤ちゃんとその家族にやさしい世界を実現することを目指しています。この理念を軸に、環境負荷の軽減や社会課題の解決に取り組み、新しいビジネスモデルの構築を目指しています。
ピジョンの成長戦略は、第7次中期経営計画において明確にされており、ブランド戦略と事業戦略の一体化、グローバルでの成長加速、事業体制の強化と権限移譲を3つの主要テーマとして掲げています。これらのテーマに基づき、ピジョンは、ブランド力の向上、基幹商品カテゴリでの差別化と収益基盤の強化、各地域の市場特性に合わせた事業運営のスピード化を目指しています。
また、ピジョンは、事業競争力の向上、環境負荷の軽減、社会課題への貢献、人材・組織風土の構築、強固な経営基盤の構築という5つの重要課題(マテリアリティ)に取り組んでいます。これらの課題に対処することで、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。
第8次中期経営計画では、これらの課題に対応し、ブランド戦略、商品戦略、地域戦略の3つの基本戦略を実行していくことが計画されています。ブランド力の向上、ものづくりの強化、市場特性に合わせた生産・販売体制の革新を通じて、既存事業領域での成長を図りつつ、新規成長領域の探索・育成にも注力します。これにより、ピジョンは、社会になくてはならない存在としての地位を確固たるものにし、持続的な成長を達成することを目指しています。