事業内容
プロネクサスとそのグループ会社は、ディスクロージャー関連事業を中心に展開しています。この事業は、上場会社ディスクロージャー関連、上場会社IR関連等、金融商品ディスクロージャー関連、データベース関連の4つの主要な製品区分に分けられます。
上場会社ディスクロージャー関連では、株主総会招集通知や有価証券報告書などの法定開示支援サービスを提供しています。これには、作成支援、印刷、関連するコンサルティングやシステムサービスが含まれます。
上場会社IR関連では、株主通信やアニュアルレポート、統合報告書などのIR支援サービスを手がけています。これには、作成支援、印刷、企画制作、コンサルティングサービス、イベント映像機材・運営支援、開示書類翻訳サービスなどが含まれます。
金融商品ディスクロージャー関連では、投資信託や不動産投資信託運用会社、外国会社向けの開示支援サービスを提供しています。これには、法定開示書類の作成支援や印刷、関連する企画制作、システムサービスが含まれます。
データベース関連では、企業情報や財務情報検索用データベース、経済統計データベースなどを提供しています。
プロネクサスグループは、これらのサービスを通じて、適正、迅速かつ効率的な開示を支援することを特徴としています。また、法的チェック、セミナー、ガイドブックなどのコンサルティングサービスや、ITを活用したインフラ・システムサービスも提供しています。これらの事業を通じて、プロネクサスグループは、顧客の多様なニーズに応える幅広いサービスを展開しています。
特集記事
経営方針
プロネクサスは、ディスクロージャー・IR実務支援を主軸に、高度な専門性を活かしたコンサルティングサービスと独自のシステムサービスを提供しています。同社は、顧客企業が本来集中すべきコア業務に専念できるよう、ニッチな業務を代行することで、その本質的価値を高めています。創業90周年を迎えた同社は、ディスクロージャー・IR領域に限定されていた事業ドメインを「情報コミュニケーション」と「ドキュメンテーション」へと拡大し、「世界で類のない、専門性に特化したニッチトップ企業グループ」を目指す新たな経営理念を打ち出しました。
同社は、ディスクロージャーの電子化推進やコーポレートガバナンス・コードの改訂に伴う英文開示や非財務情報開示の充実など、変化する経営環境に対応するため、「新中期経営計画2024」を策定しました。この計画では、電子化に伴う非印刷事業の拡大、システム・コンサルティング機能の強化、非財務情報開示への対応などを通じて、中長期的な成長を目指しています。
また、プロネクサスは、株主総会プロセスの電子化や開示制度の変化に対応した中核ビジネスの強化、制作・製造プロセスの電子化対応、DXや働き方改革に適応したサービス強化、非財務情報開示の充実に対応したコンサルティング・英文開示・Webサービスの拡大など、事業環境の変化に対応した事業の変革を続けることを最重要の経営課題としています。これらの取り組みを通じて、プロネクサスは持続的な成長を実現し、社会・経済の永続的発展に貢献していく方針です。