事業内容
バンダイナムコホールディングスは、子会社101社及び関連会社16社を含むグループで、知的財産(IP)を核とした「IP軸戦略」を展開しています。同社グループは、ネットワークコンテンツの企画開発及び配信、家庭用ゲームの制作販売、玩具・模型等の製造販売、映像音楽関連作品等の制作販売、業務用ゲーム機等の製造販売、アミューズメント施設の運営など、多岐にわたる事業を手がけています。
デジタル事業では、バンダイナムコエンターテインメントやバンダイナムコスタジオなどが、ネットワークコンテンツや家庭用ゲームの企画・開発・販売を行っています。トイホビー事業では、バンダイやBANDAI SPIRITSが、玩具、カプセルトイ、カード、菓子・食品、アパレル、生活用品、プラモデル、景品、文具等の企画・開発・製造・販売を担当しています。
IPプロデュース事業では、バンダイナムコフィルムワークスやバンダイナムコミュージックライブが、アニメーションや音楽コンテンツの企画・製作・運用、著作権・版権の管理・運用、アーティストの発掘・育成、ライブエンターテインメント事業を展開しています。アミューズメント事業では、バンダイナムコアミューズメントが、アミューズメント機器の企画・開発・生産・販売やアミューズメント施設の企画・運営を行っています。
その他の事業としては、バンダイロジパルやバンダイナムコビジネスアークが、流通・物流、管理業務等を通じて各ユニットをサポートしています。これらの事業を通じて、バンダイナムコホールディングスは、グローバルなエンターテインメント企業としての地位を確立し、多様な顧客ニーズに応える製品とサービスを提供しています。
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経営方針
バンダイナムコホールディングスは、2022年4月から新たな中期計画をスタートし、「Connect with Fans」を中期ビジョンに掲げています。このビジョンの下、同社は「IP軸戦略」「人材戦略」「サステナビリティ」の3つの重点戦略を推進しています。IP軸戦略では、IPの世界観や特性を活かし、最適なタイミングで最適な商品・サービスを提供することでIP価値の最大化を目指しています。また、グローバル展開を強化し、ALL BANDAI NAMCOでの一体感と総合力を高めることで、持続的な成長を追求しています。
人材戦略では、多様な才能、個性、価値観を持つ人材が活躍できる環境を整備し、グローバルでIP軸戦略を推進する人材の育成に注力しています。サステナビリティ戦略では、再生可能エネルギーの導入や脱石油由来プラスチックへの取り組みなど、事業と連携した具体的なアクションプランを推進し、社会課題への対応を進めています。
これらの戦略を通じて、バンダイナムコホールディングスは、世界中のIPファン、パートナー、社員、そして社会と広く、深く、複雑につながる存在を目指しています。中期計画のもと、全世界で各事業が一体となり、企業価値のさらなる向上を目指しています。