いすゞ自動車【7202】 プライム(内国株式)

自動車、部品、産業用エンジンの製造・販売、関連物流サービスを展開。

いすゞ自動車【7202】 プライム(内国株式)

自動車、部品、産業用エンジンの製造・販売、関連物流サービスを展開。

事業内容

いすゞ自動車は、自動車及び部品、産業用エンジンの製造と販売を主軸に据えるグローバル企業です。同社グループは、いすゞ自動車を含む119の子会社と44の関連会社から構成され、大型トラック・バス、小型トラック(CV・LCV)、パワートレイン(エンジン、トランスミッション及び駆動系のコンポーネント)の製造・販売を中心に事業を展開しています。

同社の生産体制は、国内での製造・組立に加え、海外グループ企業による現地生産も行っており、エンジン製品については、日本、アジア、米国の三極体制で生産しています。国内販売は、大型トラック・バスを直接販売する場合と、販売会社を通じて行う場合があります。海外販売は、いすゞ自動車グループの販売網やゼネラルモーターズグループの販売網、商社を通じて実施しています。

主な関係会社には、UDトラックス株式会社、株式会社IJTT、株式会社湘南ユニテック、日本フルハーフ株式会社、ジェイ・バス株式会社、泰国いすゞ自動車株式会社、いすゞ(中国)発動機有限公司、いすゞモーターズサウスアフリカリミテッドなどの製造会社があります。販売関連では、いすゞ自動車販売株式会社、いすゞ自動車東北株式会社、いすゞ自動車首都圏株式会社などが挙げられます。また、物流・サービス・その他のセグメントでは、いすゞロジスティクス株式会社、いすゞエステート株式会社などが事業を展開しています。

これらの事業セグメントを通じて、いすゞ自動車は自動車産業における幅広いニーズに応える製品とサービスを提供し、グローバルな市場での競争力を高めています。

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経営方針

いすゞ自動車は、自動車及び部品、産業用エンジンの製造と販売を主軸に据えるグローバル企業であり、119の子会社と44の関連会社から構成される広範なグループを有しています。同社は、大型トラック・バス、小型トラック、パワートレインの製造・販売を中心に事業を展開し、国内外での生産体制を整えています。

いすゞ自動車は、事業環境の激変に対応し、社会とともに経済的価値創造と社会的価値創造の両立を目指しています。そのために、2024年4月からの次期中期経営計画に向けて、「ISUZU ID」として経営理念体系を再構築しました。この新たな経営理念は、地球の「運ぶ」を創造することを使命とし、安心と斬新を掛け合わせたイノベーションリーダーを将来像として掲げています。また、相互成長をコアバリューとして、一人ひとりが挑戦・変化・貢献する意欲を持ち、集団として成長していくことを目指しています。

同社は、カーボンニュートラルや物流DXなどの社会課題解決に向けた取り組みを進めており、2030年までに総額1兆円規模の研究開発・設備投資・事業投資を計画しています。これには、電動車ラインナップの拡充や、商用車情報基盤「GATEX」の提供などが含まれます。また、新型トラックのフルモデルチェンジや、UDトラックスとの共同開発製品の市場投入など、既存事業の拡大と収益向上にも注力しています。

さらに、ESGを視点とした経営への進化も図っており、株主価値重視、ガバナンス強化と開示拡充、イノベーションを創出する集団への変革など、持続可能な成長のための取り組みを進めています。これらの取り組みを通じて、いすゞ自動車は、社会課題の解決に貢献し、世界を進化させるイノベーションリーダーを目指しています。