事業内容
ユニバーサルエンターテインメントとそのグループ企業は、遊技機事業、統合型リゾート(IR)事業、メディアコンテンツ事業を主要な事業セグメントとしています。遊技機事業では、パチスロ・パチンコ機の開発・製造および販売を行っており、このセグメントにはユニバーサルエンターテインメントを含む複数の子会社が関与しています。具体的には、㈱メーシー、㈱エレコ、㈱ミズホ、㈱アクロス、㈱ユニバーサルブロスがこのセグメントに属しています。
統合型リゾート(IR)事業では、カジノリゾート事業を展開しており、このセグメントはTIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENT, INC.が担当しています。この事業は、リゾート施設の運営を通じて、エンターテインメントの提供を目指しています。
メディアコンテンツ事業は、ユニバーサルエンターテインメントが直接手がけており、このセグメントでは、様々なメディアコンテンツの開発や提供を行っています。これにより、同社はエンターテインメント業界の多角的なニーズに応える事業展開をしています。
加えて、ユニバーサルエンターテインメントグループには、連結子会社が10社、非連結子会社が12社、持分法適用の関連会社が2社、持分法非適用の関連会社が1社あり、これらの企業もグループ全体の事業展開に貢献しています。これらの事業セグメントと企業群により、ユニバーサルエンターテインメントは幅広いエンターテインメントサービスを提供しています。
特集記事
経営方針
ユニバーサルエンターテインメントは、グローバルエンターテインメント企業として、遊技機事業と統合型リゾート(IR)事業を中心に展開しています。同社は「楽しさ」を創造し、「夢のある社会」創りに貢献することを経営の基本方針として掲げています。具体的には、パチスロ・パチンコ機の研究・開発・製造・販売を行い、ユーザーに新たなエンターテインメント体験を提供しています。また、フィリピン・マニラにおける統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の展開を通じて、カジノリゾート事業の拡大を推進しています。
遊技機業界の縮小傾向や新型コロナウイルス感染症の影響に対応するため、同社はコンテンツの強みや高い技術力を活かした製品開発に注力しています。特に、新基準6.5号機やスマートパチスロの市場導入を通じて、業績の維持拡大を目指しています。さらに、特許戦略を強化し、知的財産の創出と保護に努めています。
統合型リゾート事業では、「オカダ・マニラ」を通じて、最高級のホテルサービスや多様なエンターテインメントの提供を目指しています。顧客層に合わせた施設の拡充やサービスの向上により、来場者数や宿泊者数の増大を図っています。
ユニバーサルエンターテインメントは、これらの戦略を通じて、遊技機事業と統合型リゾート事業の両軸で成長を目指しています。同社は、市場ニーズにマッチした製品の提供や、エンターテインメント体験の充実を図ることで、業界内での競争力を高め、持続可能な成長を追求しています。