事業内容
エン・ジャパン株式会社は、人材サービス事業を中心に展開しています。2023年3月31日現在、エン・ジャパンおよび連結子会社12社で構成されています。同社が提供する主なサービスには、採用支援HR-Techサービス「engage」、若手ハイキャリア向け人財プラットフォームサービス「AMBI」、ミドル層向け人財プラットフォームサービス「ミドルの転職」、総合転職情報サイト「エン転職」、派遣会社の集合サイト「エン派遣」、女性向け求人情報サイト「[en]ウィメンズワーク」、アルバイト求人情報サイト「エンバイト」、人材紹介「エン エージェント」、新卒学生向けスカウトサービス「iroots」などがあります。
また、フリーランスエンジニア案件検索エンジンサイト「フリーランススタート」を運営する㈱Brocante、日本国内のグローバル企業向け人材紹介及び人材派遣「en world」を提供するエンワールド・ジャパン㈱、ベトナムにおける求人広告サイト及び人材紹介「Vietnam Works」「Navigos Search」を運営するNavigos Group Vietnam Joint Stock Company、インドにおける人材紹介「New Era India」を提供するNew Era India Consultancy Pvt. Ltd.、中国における求人情報サイト「800HR」を運営する英才網聯(北京)科技有限公司など、国内外で多岐にわたる人材サービスを展開しています。
さらに、インドにおけるIT人材派遣を行うFuture Focus Infotech Pvt. Ltd.や、採用管理システム・業務管理システムの提供を行う㈱ゼクウなど、企業の人材活躍を支援する各種サービスも提供しています。これらのサービスを通じて、エン・ジャパンは幅広いニーズに応える人材サービス事業を展開しています。
特集記事
伸び続ける人材市場!売上19.1%増の「エン・ジャパン」19/3期3Q決算まとめ
急拡大→リストラ→急拡大のジェットコースターのような15年強を過ごしてきたエン・ジャパンの経営数字
【2016年3月期】エン・ジャパンの業績
経営方針
エン・ジャパン株式会社は、国内外で多岐にわたる人材サービスを提供している企業です。同社は、国内人材ビジネス市場の構造的な人手不足や、企業のデジタル化推進、テレワークやフリーランスといった働き方の変化に対応し、雇用の流動性を高めることを目指しています。また、インドやベトナムなど経済成長が見込まれる海外市場にも注力しており、IT・テクノロジー分野での人材ニーズに応える成長戦略を推進しています。
エン・ジャパンは、「誰かのため、社会のために懸命になる人を増やし、世界をよくする」というパーパスのもと、テクノロジーを活用した質の高い求人情報の提供を通じて就業機会の増大を目指しています。その一環として、採用支援HR-Techサービス「engage」や専門職・管理職向けの「人財プラットフォーム」など、新たな事業の柱となるサービスへの積極投資を行っています。
2027年3月期を目標年とする中期経営計画では、連結売上高120,000百万円、連結営業利益24,000百万円の達成を目指しています。この目標達成に向けて、エン・ジャパンは既存事業への投資を継続しつつ、高収益な事業の継続と新規事業への投資をバランス良く進め、事業成長を支える人的資本経営及びガバナンスの強化にも力を入れています。
さらに、同社は内部統制の整備と運用にも注力しており、全ての連結子会社のコンプライアンス意識の向上や、グローバルホットラインの周知徹底など、再発防止策を設定・実行しています。これらの取り組みを通じて、エン・ジャパンは持続可能な成長を目指しています。