事業内容
セプテーニ・ホールディングスは、デジタルマーケティング事業とメディアプラットフォーム事業の2つの主要なセグメントを展開しています。デジタルマーケティング事業では、デジタル広告の販売と運用、データやAIを活用したソリューションの提供、電通グループとの提携を通じたオンラインとオフラインの統合マーケティング支援など、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を総合的に支援しています。このセグメントには、株式会社セプテーニ、株式会社セプテーニ・データ・ソリューションズ、株式会社電通ダイレクトが主要な連結子会社として名を連ねています。
一方、メディアプラットフォーム事業では、マンガコンテンツ事業、採用プラットフォーム事業、社会貢献プラットフォーム事業、育児プラットフォーム事業など、多岐にわたるサービスを提供しています。このセグメントの主要な連結子会社には、コミックスマート株式会社が挙げられます。
セプテーニ・ホールディングスは、これらの事業を通じて、デジタル時代の企業ニーズに応える幅広いサービスを提供し、デジタルマーケティングとメディアプラットフォームの分野での成長を目指しています。
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経営方針
セプテーニ・ホールディングスは、デジタルマーケティングとメディアプラットフォームの2つの主要セグメントを軸に、中期経営計画を推進しています。同社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に伴う需要の増加に対応するため、「ドメインの拡張」を中期テーマに据えています。具体的には、デジタルマーケティング事業では、電通グループとの協業を深化させ、オンラインとオフラインの統合サービスを拡大。さらに、AIプロダクトやデータ・ソリューションサービスの展開を強化しています。
メディアプラットフォーム事業では、IPプラットフォーム事業の成長加速を目指し、保有するIP価値の向上とWebtoon制作体制の強化に注力しています。また、HRテクノロジー領域やエンターテインメント、スポーツ領域への新たな事業セグメントの拡張も進めています。
2023年4月からは、人的資本価値の向上を目的とした人的投資を実施。給与水準の引き上げや従業員持株会の奨励金付与率の引き上げ、新しい働き方に応じたオフィスのリニューアルを通じて、人的資本価値を最大化し、顧客への提供価値を高めることで、持続的な成長と中長期での企業価値向上を目指しています。セプテーニ・ホールディングスは、これらの戦略を軸に、デジタル時代の企業ニーズに応える幅広いサービスを提供し、業界内での成長を目指しています。