事業内容
FOOD & LIFE COMPANIESは、持株会社としてグループの経営方針策定や経営管理を行っています。同社グループは、FOOD & LIFE COMPANIESおよび連結子会社18社で構成され、主に直営方式の回転すし店チェーンを展開しています。
国内では、子会社の株式会社あきんどスシローが「スシロー」というブランド名で回転すし店を運営しています。海外事業においては、Sushiro Korea, Inc.、Sushiro Taiwan Co., Ltd.、Sushiro GH Singapore Pte. Ltd.、FOOD & LIFE COMPANIES HONG KONG LIMITED、Sushiro GH (Thailand) Ltd.、広州寿司郎餐飲有限公司、深セン寿司郎餐飲有限公司、成都寿司郎餐飲有限公司を通じて、アジア各国で「スシロー」の店舗を展開しています。
また、同社グループは持ち帰りすし専門店「京樽」や寿司職人が寿司を提供する「回転寿司みさき」「海鮮三崎港」なども運営しており、これらは子会社の株式会社京樽によって手がけられています。
その他の事業としては、子会社の株式会社FOOD & LIFE INNOVATIONSが寿司居酒屋「鮨・酒・肴 杉玉」を展開しています。これらの事業を通じて、FOOD & LIFE COMPANIESグループは食に関わる多角的なサービスを提供しています。
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経営方針
FOOD & LIFE COMPANIESは、そのビジョン「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」のもと、中核事業である回転寿司レストランチェーン「スシロー」を中心に、国内外で1,123店舗を展開しています。同社グループは、高品質な食材の仕入れ、鮮度管理の徹底、店内調理へのこだわり、きめ細やかな清掃・接客を通じて、地域に喜ばれる店舗作りを目指しています。
中長期的な経営戦略として、同社は国内での「スシロー」業態の拡大、国内スシロー事業以外の事業展開の強化、海外事業展開の本格化、そしてガバナンス体制の強化に重点を置いています。国内では、人口減少や出店余地の減少を見据え、ロードサイドから都市部への出店を本格化し、既存店の収益力強化にも注力します。また、海外では、韓国、台湾、シンガポール、香港、タイ、中国大陸に加え、インドネシアやアメリカへの進出を図り、東アジア、東南アジア、北米などの市場での事業拡大を目指しています。
2024年9月期から2026年9月期を対象とした中期経営計画では、売上高5,200億円、営業利益350億円(営業利益率6.7%)を目標としています。これらの戦略を通じて、同社グループは顧客ニーズへの柔軟な対応、より強固な組織体制の整備、市場競争力の向上を図り、株主に対する利益の最大化を目指しています。