ティーケーピー【3479】 グロース(内国株式)

遊休不動産の活用による空間再生流通事業を展開、フレキシブルオフィス、ホテル・宿泊研修、料飲・バンケット、イベントプロデュース、BPOサービスを提供。

ティーケーピー【3479】 グロース(内国株式)

遊休不動産の活用による空間再生流通事業を展開、フレキシブルオフィス、ホテル・宿泊研修、料飲・バンケット、イベントプロデュース、BPOサービスを提供。

事業内容

ティーケーピーは、遊休不動産を活用して付加価値を加え、総合的な空間サービスを提供することでその価値を再生する空間再生流通事業を主軸に展開しています。同社グループは、全国237施設の拠点ネットワークを持ち、業界トップクラスのサービス力で知られています。フレキシブルオフィス、ホテル・宿泊研修、料飲・バンケット、イベントプロデュース、BPOという5つの領域から構成される事業を展開しており、各事業は顧客の多様なニーズに応えるために設計されています。

フレキシブルオフィスでは、会議、セミナー、講演会などのための時間貸しの貸会議室や宴会場の管理・運営を行っており、テレワークの普及に伴う需要の増加が見込まれています。ホテル・宿泊研修では、ビジネスホテルやリゾートホテル、企業の宿泊研修に特化した施設を提供しています。料飲・バンケットでは、会議室用の弁当やケータリングサービス、懇親会・パーティーのプランニングを行っています。

イベントプロデュースでは、企業の大型イベントやセミナー、展示会などの運営支援を提供し、BPOでは、コールセンター運営や採用代行サービスなどを手がけています。これらの事業を通じて、ティーケーピーは顧客単価の向上、施設への送客と長時間利用の促進、法人顧客の外注ニーズの捉え方を目指しています。

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経営方針

ティーケーピーは、遊休不動産を活用し、付加価値を加えることで空間サービスを創出する「空間再生流通企業」として位置づけ、社会に貢献しています。同社グループは、売上高の拡大とコストの最適化を図り、営業利益とROE(自己資本利益率)の向上を中期的な目標としています。2024年2月期を初年度とする新中期経営計画を策定し、2026年2月期までの期間での成長を目指しています。

同社グループの主な事業分野である貸会議室の需要は、企業の働き方の多様化と固定オフィスの柔軟化により大幅に拡大しています。全国の施設ネットワークを拡大し、国内貸会議室市場において圧倒的なネットワーク力と多様なブランド展開を競争優位としています。今後も貸会議室を中心としたフレキシブルオフィス事業を中核に、料飲・バンケット、ウェビナー等の会議室オプションサービスやホテル・宿泊研修サービス等の周辺サービスを拡充し、付加価値の高い総合サービスの実現を目指します。

事業拡大のため、効率的な出退店戦略の実施、付加価値サービスの見直し・拡充、システムを駆使した営業・予約の最適化、人材の確保と育成、管理体制の強化に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、ティーケーピーは市場のニーズに応え、持続的な成長を目指しています。