おはようございます。 石破茂氏が新総裁となったことで金融市場への動揺が広がっています。金融緩和を主張していた高市早苗氏に対し、石破氏は法人税増税や金融所得課税の強化などに言及。今週の株式市場がどうなるか、戦々恐々ですね...。
株式会社ケップルグループ
スタートアップのデータベースやファイナンシャル・アドバイザリー事業などを手がけるケップルが、注目のスタートアップ企業が集まるスタートアップキャリアイベントを東京・有楽町にて開催する。
今回のイベントは、ケップルが展開する転職サービス「スタートアップスカウト」に関連したもの。JR有楽町駅京橋口から徒歩1分の『Tokyo Innovation Base』にて、10月19日(土)13時から17時まで開催予定。事前登録は必要だが、入場料は無料だ。
READYFORやビビットガーデンをはじめとする注目のスタートアップが25社出展することに加え、五常・アンド・カンパニーの堅田氏をはじめとする注目企業のCxO・経営幹部によるキャリア構築に関するセミナーも実施。
おすすめスタートアップの紹介を受けることもできるし、キャリア相談ブースなども用意されている。スタートアップでのキャリアに関心のある方は、是非この機会にイベントに参加してみてほしい。
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Finboard
米国企業のシリウスXMが、株式市場で低い評価を受けている。
と言っても、大抵の人は「どんな会社?」と疑問に思うに違いない。企業としての来歴は以前記事化したが、ざっくり言うと「世界有数の音声エンタメ企業」。衛星ラジオのシリウスとXMが統合して生まれた会社で、2019年には『パンドラ』を買収した。
業績自体は一見堅調だ。前年比では弱含んでいるものの、2023年の売上高は89.5億ドル。営業利益は19.5億ドルだった。ただし負債は大きく、2024年6月末時点での純資産はマイナス21億ドル。債務超過の状態となっていた。
シリウスXMは、ウォーレン・バフェットが会長を務めるバークシャー・ハサウェイが投資する企業でもある。今年9月には、親会社との企業再編を行なったばかりだ。
上場企業の開示書類作成で巨大なシェアを占めるプロネクサスが、経営上の大きな転換点に直面している。
日本には4,000社近い上場会社が存在するが、そのうち約六割がプロネクサスの顧客だ。有価証券報告書は54.6%、招集通知は53.3%のシェアを占めており、非常に継続性の高いビジネスモデルを形成している。
プロネクサス自身の業績の強固さも折り紙つきだ。2024年3月期の売上高は300億円を突破し、経常利益として25億円を稼いだ。財務基盤も安定で、ネットキャッシュは90億円以上。バランスシート上には70億円近い金融資産も見える。
小林製薬が、企業としての信頼を問われる事態に直面している。
周知の通り、火種は「紅麹問題」。同社の「紅麹」の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した。長く消費者に親しまれてきた大手企業による健康被害であり、決して許容されることではない。
小林製薬は「あったらいいなをカタチにする」というブランドスローガンで知られる。テレビCMで「あっ」という音だけで同社のことを連想する方も多いだろう。株式市場での評価は依然として高く、時価総額4,200億円以上。株価収益率は30倍に迫る。
問題は他の商品にも広がりを見せている。日本歯科医師会が同社製品への推薦を取り消し、「糸ようじ」などの販売を休止。「日本歯科医師会推薦」と書かれたパッケージの変更が必要になったためだ。
今回の記事では、渦中の小林製薬とは一体どんな会社なのかについて、改めて紹介する。同社は今後も企業として高い収益力を維持することができるのだろうか?
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