おはようございます。 国内では「進次郎構文」が人気(?)ですが、米国では民主党陣営の大統領候補、カマラ・ハリス氏の発言が「ワードサラダ」(文法的に正しくても意味の通らない文章)だと揶揄されています。どうやらTシャツまで売られているようで、保守派を中心に批判の的になっています。
開示資料より作成
今回取り上げるのは、業務クラウド製品「奉行」シリーズを提供するオービックビジネスコンサルタント(OBC)だ。
長年放映されていた「勘定奉行にお任せあれ!」というユニークなTVCMを記憶している方も多いだろう。現在は「奉行クラウド」として、企業向けの基幹業務システムをクラウドサービスとして提供する。
会社としては長年にわたり、高い収益性を享受し続けてきた。2024年3月期の売上高は419億円、営業利益187億円。潤沢なキャッシュフローを投資運用に回していることで、年間10億円を超える受取配当金もある。
HPE
株式市場ではイマイチ注目度が高まらないが、隠れた(?)AI関連銘柄となりつつあるのがHPE(ヒューレット・パッカード・エンタープライズ)だ。
HPEは2015年に旧ヒューレット・パッカードの分社化で誕生。パソコンやプリンタに特化するHP Incに対し、HPEはサーバーやストレージ、ネットワーク製品を扱う。2021年のデータだが、サーバー市場シェアはDellに次いで二番目に大きい。
売上高は全体として横ばいだが、足元では拡大傾向だ。9月4日に発表された2024年5〜7月期決算で、売上高は77億ドル(前年比10%増)、営業利益は5.4億ドル(同16%増)だった。
AIシステム売上は前四半期比で39%増の13億ドルに躍進。売上全体の17%近くを占めた。営業費用(Non-GAAP)は前年比で7%ほど削減し、収益性は向上。今回は、そんなHPEの最新決算を解説する。
Micoworks
今回取り上げるのは、スタートアップ企業のMicoworks(ミコワークス)だ。大阪市に本社をおく企業で、知る人ぞ知る大注目のベンチャーである。
創業者の山田修氏は、ユニークな経歴の持ち主だ。福岡出身で関西の大学へ進学後、中退して19歳の時にフルコミッションの営業として社会人に。20歳で起業し、店舗経営や貿易ビジネスも手がけた。
20代後半に差し掛かった2017年に設立したのが現在のMicoworksだ。創業当初はHR領域でサービスを立ち上げ、すぐに億単位を売り上げるまでに伸ばした。しかし、さらにスケールさせることは難しいと考えHR事業を売却、可能性の大きいマーケティング領域にリソースを集中させた。
2023年末には約35億円の資金調達を発表。投資家にはシンガポール政府系投資会社のテマセク・ホールディングス傘下のVCであるVertex Growthや、ジャフコグループが新たに加わった。累計資金調達額は約63億円にのぼる。
2030年のビジョンとしてアジアナンバーワンの会社になることを目指し、グローバルな組織体制も築く。注目スタートアップの経営者は一体どんなことを考えているのだろうか。代表の山田修氏から話を聞いた。
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