おはようございます。 お盆ですね。お盆といえば、イギリスのドーセット州にある小さな村「オボーン」。美しい田園風景と歴史的な建物で有名で、静かな休暇を過ごすには最適な場所だそう(参考)。お盆にオボーンを訪れれば、クラスの人気者になれること間違いなしです。
開示資料より作成
ウォルト・ディズニーの株価が低迷している。
コロナ禍ではテーマパーク事業が大打撃を受け、前CEOの肝いりで動画配信サービス『ディズニープラス』を打ち出した。有料会員を急激に伸ばしたものの黒字化は遠く、やがて株式市場も失望させた。
2022年末には前々CEOのボブ・アイガーが復帰し、経営の立て直しを進めてきた。今後の方針は、大きく四つある。
一つ目は映像スタジオの再建。二つ目が動画配信サービスの黒字成長。三つ目は、ESPNを突出したデジタルスポーツプラットフォームにすること。そして最後が、テーマパーク事業などの長期的な成長を後押しすることだ。
スーパーマイクロコンピュータが8月6日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は53億ドル(前年比143%増)と急伸したが、営業利益は3.4億ドル(同51%増)にとどまった。決算発表後の時間外株価は、執筆時点で13%もの急落だ。
同社が主に手がけるのは、生成AIを大規模に取り扱う際に必要となるサーバーなどのハードウェアの製造販売。もっとも重要な部品であるプロセッサはNVIDIA等から仕入れるため、そもそも利鞘は薄くなりやすい商売だ。
それにも関わらず、半年前に利益が増大したのは、生成AIをめぐる需要がそれだけ急激だったことの証左だ。スーパーマイクロはシリコンバレーに本社と工場を持ち、地の利を生かしたスピードで大手メーカーを先行。ハイパースケーラーと呼ばれる巨大クラウド企業からの受注も掴んできた。
しかし、他のメーカーも追随してくるのは時間の問題だ。競争が激化する「ど真ん中」の領域だが、スーパーマイクロは永続的な優位を築くための一つの展望を描いている。
ケップル
スタートアップのデータベースやファイナンシャル・アドバイザリー事業などを手がけるケップルの、ハイクラス向けのスタートアップ転職サービス『スタートアップスカウト』が好調だ。
大きな特徴は、ストックオプションの付与を想定したスタートアップ企業への転職を扱っていること。長年培ったスタートアップとの豊富なネットワークを武器に、ストックオプションが付与される可能性がある非公開求人を紹介する。
オファーをもらったら求人内容、特にストックオプションについてアドバイザーに相談できる。公認会計士やアナリストなどの知見を活かし、ストックオプション発行実績や推計リターンのシミュレーション等を提供してくれる。
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スカウトを受け取る
Uberが8月6日、2024年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比16%増の107億ドル。営業利益は同じく144%増の8億ドルだった。
配車サービスとデリバリー事業がともに好調で、トップラインが拡大。収益性も改善したことで、ダラ・コスロシャヒCEOも「超力強い結果だ(super strong results)」と自慢げだ。
コスロシャヒCEOは、市場関係者にとって「二つの大きな疑問」を想定。アナリストとの質疑応答の前に、自らその問いに答えた。
一つ目の問いは、Uberプラットフォームにおける消費動向だ。経済全体がリセッションに突入することが懸念される中、どれだけ業績を堅調に維持できるのか。配車もデリバリーも、一部の人にとっては贅沢品とも言えるものだ。
実際、Uberの利用者は所得水準が高い傾向にあることをコスロシャヒCEOは認める。それでも今のところ、利用動向は堅調そのもの。ユーザー数と利用頻度がともに過去最高で、依然として何らの軟調さも見えてはこないという。
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