おはようございます。 近頃はナチュラル味のプロテインを「特濃豆乳」で割って飲むことにハマっています。なんだかコーンポタージュみたいな味になります。血糖値スパイクも抑えられ、間食として良いような気がします(個人の感想です)。
弊社作成
いわゆる”マグニフィセントセブン”(GAMAMとTesla、NVIDIA)以外にも、株式市場での評価を高め続ける巨大企業は少なくない。時価総額上位企業の過去5年における株価上昇率がこちらの図だ。
最も大きく株価を伸ばしたNVIDIAとTesla、Appleに続いたのが、11番目の「AVGO」。半導体企業として知られるブロードコムである。このブロードコム、今年11月21日には仮想化技術で知られる「VMware」買収を完了。買収額は約610億と発表されている。
しかし、VMwareについて多少知っている人であれば、半導体とは直接的な関わりがないという印象を抱くのではなかろうか。ブロードコムは、VMware以外にも積極的な企業買収を手がけてきた”シリアル・アクワイアラー”だ。
グラフは相対値
11月28日に拼多多(PDD Holdings)の決算が発表され、中国三大ECプラットフォームの7〜9月期決算が出揃った。アリババグループ、JD.com、そして拼多多の三つだ。
どの会社も以前は高成長企業として名を馳せたが、今では状況が様変わり。特にアリババグループは中核事業以外のスピンオフ計画を打ち出すも、一部が頓挫するなど怪しい雲行きが目立つ。
2021年以降に株価が低迷したのは三社とも同様であるが、2022年からは明暗が分かれた。下落基調が止まらないアリババとJDを横目に、拼多多の株価が急伸したのだ。
決算後にもPDDの株価は18%上昇し、時価総額は1,834億ドルに到達。1,962億ドルのアリババグループと逆転しそうな勢いで迫っている。
Google Trends
2023年に大きな注目を集めたテーマといえば「生成AI」であることに異論の余地はない。
新たなトレンドが巻き起これば、台頭するプラットフォームは一つではない。OpenAIが圧倒的な存在感を誇る中、大企業やスタートアップが次なる大波を掴み取ろうと巨額を投じている。
一際目立つのが「Anthropic」という会社だ。生成AIに関する情報を集めている方なら、ほとんどの人がその存在を認識している。「OpenAIから派生して生まれた」ということも広く知られている。
今回の記事では、Anthropicという企業が生まれた経緯と近況について改めて紐解く。果たして同社はどのように生まれ、何を実現しようとしているのだろうか。
開示資料より作成
セールスフォースが11月29日、8〜10月期決算を発表。売上高は前年比11%増の87.2億ドルに拡大した。営業利益は15億ドルを超え、同じく226%増。半年までとは全く違う収益性である。
マーク・ベニオフCEOは「黒字成長」を重視する方針を再度強調。売上規模で三番目に大きなエンタープライズソフトウェア企業であること、「AI CRM」としてはNo.1であることをアピールした。
業績が改善する中で、株式市場からの反応も上々だ。決算発表翌日の株価は1日で9.4%の高騰。ここ一か月では20%を超える上昇率となっている。
2023年11月はにわかに新規上場承認ラッシュとなった。
11月8日に承認されたアウトルックコンサルティングから、24日承認のyutoriまで、公になったものは13社。10月が5社、9月が7社だったことから考えても、なかなかの数である。
一部の企業については既に記事として紹介しているが、カバーしきれなかった企業も多い。そこで今回は、既に扱った以外の企業から、新たに上場承認がおりた企業の事業と業績を紹介する。
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