おはようございます。 先週は久々に体調を崩しまして、熱も出たので新型コロナかと思ったのですが陰性でした。診断によると急性副鼻腔炎というやつで、これがなかなかにしんどいです。皆様も体調にはお気をつけください。
開示資料より作成
NVIDIAが8月23日、2023年5〜7月期決算を発表。誰もが注目する企業の動向が明らかになった。
前回決算において売上予想は110億ドルと開示され、市場からの期待値は大きく高まった。ところが蓋を開けてみると、実際の売上高は135億ドル(前年比101%増)。上げた期待をさらに大幅に超える結果となった。
さらに驚くのが収益性である。営業利益は前年比13倍の68億ドル。半年前の売上高をも上回る、とてつもない大幅増益である。市場の反応も今のところ上場で、時間外株価は6%を超える上昇。
同社による圧倒的な業績は、「AI時代への突入」を宣言したようにも思える。今回の記事では、決算発表で語られたNVIDIA経営陣の発言を中心に、重要なポイントをまとめる。
半導体産業における重要企業「Arm」(Arm Holdings)が8月21日、Nasdaqへの新規上場に向けた届出書類(Form F-1)を公開提出したことを発表した。
ソフトバンクグループが約3.3兆円もの巨額でArmを買収したのは2016年。2020年にはNVIDIAへ約4.2兆円もの評価で売却することを宣言したが、こちらは諸方面からの反対により頓挫した。
情報技術の発達した現代において「半導体」が重要であることは、今さら言うまでもない。先進的な半導体をつくる際、極めて大きな役割を果たしているのがArmという会社だ。
2022年の売上高は26.8億ドルと減収だったが、営業利益は6.7億ドルに拡大。ライセンスモデルのため設備投資などは限定的であり、稼ぎ出したフリーキャッシュフローも6.7億ドルを超える。
ソフトバンクグループの新たな「虎の子」となったArmは、株式市場でどれだけの評価を得られるのだろうか。今回は、その事業モデルについて改めて紐解いた上で、近況や今後の展望までを紹介する。
オンライン動画会議ツールで知られるZoom Video Communicationsが8月21日、2023年5〜7月期決算を発表した。
売上高は11.4億ドル(前年比3.6%増)だったが、グラフにしてみると今四半期で加速したように見える。営業利益は1.78億ドル(同46%増)と大きく拡大した。
決算発表後の時間外株価は好感を見せ、一時7.8%にのぼる上昇。もっとも、それほどのサプライズではなかったためか、執筆時点(22日午前9時)では3.8%高と落ち着いている。
創業者のエリック・ヤンCEOは相変わらず元気そうで、今回は新たに参画するCTO、 XDフアン氏についても紹介された。1993年にマイクロソフトで音声AI部門を立ち上げ、直近までAzure AIでCTOを務めた人物だ。
米国のウェルネスブランド「Hims & Hers」が売上高の急拡大を続けている。4〜6月の売上高は前年比で83%拡大し、2億ドルを突破した。
ところが株式市場における同社は、このところ人気がない。株価は2023年5月をピークに下落へと転じ、半分近くまで値下がりした。目下の時価総額は14.4億ドルだ。
Hims & Hersは「テレヘルス(遠隔医療)」の会社を自称するが、情報技術を土台とした会社ではない。EDや薄毛、うつ病治療薬、スキンケア商品も販売するヘルスケアDtoCの会社である。
高い成長を見せる一方、マーケティング費用が重く営業損益は赤字だ。SaaS企業とは異なりDtoCは一般に解約率が高く、広告費が「固定費化」してしまうことが多い。どれだけ成長しても、収益性を向上できなければ市場での評価は上がりづらい。
World Bank
日本では当然の「国民皆保険」。全ての国民が公的医療保険に加入することで、いざというときの高額な医療費負担を軽減できる。しかしこの制度、世界的には決して「当たり前」のものではない。
特に際立つのはアメリカ合衆国だ。米国の医療費は世界で最も高額なことが知られ、対GDP比での国民医療費は約20%にのぼる。英国や日本、フランスといった主要先進国と比べてもはるかに高い水準だ。
そんな米国において特徴的なのが「国民皆保険」制度の不在である。高齢者向けの「メディケア」、低所得層向けの「メディケイド」はあるものの、それ以外はもっぱら民間でまかなう。
その結果が莫大な医療費である。医療費負担が増大しつつあるのは日本も同様だが、大きく異なるのが「個人への負担」だ。米国では「医療負債」も年々拡大し、2019年にその金額は1,950億ドルにのぼった。
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