事業内容
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、主にインターネットを介したオンラインゲームの企画、開発、運営、配信を行っている企業です。同社グループは、ガンホー本体とその連結子会社16社で構成され、スマートフォンゲーム、家庭用ゲーム機向けゲーム、携帯型ゲーム専用機向けゲーム、PCオンラインゲームなど幅広いプラットフォームに対応した製品を提供しています。
スマートフォンゲームでは、「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)や「Ragnarok Origin」、「Ragnarok M:Eternal Love(日本名:ラグナロク マスターズ)」、「サモンズボード」などが主力商品として挙げられます。これらのゲームでは、アイテム課金を通じて利用料が徴収されます。
また、家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム専用機向けには、コンシューマゲームソフトの企画から販売までを手掛け、PCオンラインゲームにおいても「ラグナロクオンライン」などの配信・運営を行っています。これらのゲームもアイテム課金による利用料の徴収があります。
さらに、ガンホーはゲームのグローバル展開にも力を入れており、自社での直接配信・運営のほか、現地の配信会社へのライセンス供与を通じて、地域ごとのユーザー特性や嗜好に合わせた配信・運営を行っています。この際、ライセンス許諾に伴う使用料や売上に対するロイヤリティを徴収しています。
関係会社としては、Belleisle Japan株式会社、SON Financial合同会社があります。これらの多角的な事業展開により、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは幅広いゲーム市場でのプレゼンスを確立しています。
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経営方針
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、オンラインゲームの企画、開発、運営、配信を通じて、幅広いプラットフォームに対応した製品を提供している企業です。同社は、「挑戦・創造する経営」を経営理念に掲げ、お客様に「感動と楽しい経験」を提供することを使命としています。また、ステークホルダーと健全な遊びの文化の発展のために情熱を持った事業活動を行うことを経営方針としています。
同社グループは、MAU(Monthly Active User)数の拡大を最重要視し、長期的な収益拡大に貢献することを目指しています。また、技術の進化や市場の変化に柔軟に対応することを重要な経営課題と認識しています。
中長期的な経営戦略として、新しい収益の柱の創造、グローバルブランドの確立、既存価値の最大化、新規価値創造への挑戦、グローバル市場における成長、コーポレート・ガバナンスの強化、消費者の安全性の確保、開発を含む組織体制の強化に取り組んでいます。これらの施策を通じて、オンラインゲーム市場の急速な変化と拡大に柔軟かつ積極的に対応し、新たな価値の創造に挑戦しています。
ガンホーは、スマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」や「Ragnarok Origin」などの主力商品をはじめ、家庭用ゲーム機やPCオンラインゲームにおいても幅広い製品を提供しており、グローバル展開にも力を入れています。これらの多角的な事業展開により、同社は幅広いゲーム市場でのプレゼンスを確立しています。