Amazonが10月28日、2021年7〜9月期決算を発表。CFOのブライアン・オルサフスキー(Brian Olsavsky)はCEOアンディ・ジャシーの名前を引用しつつ、「パンデミックが始まって以来、7回目の四半期となる」と述べた。
売上高は1,108億ドル(前年比15%増)、営業利益は48.5億ドル(同22%減)。2020年の猛烈な伸びと比べると、ずいぶんと成長が鈍化したような印象はある。
コロナ禍によってAmazonの業績は大きな後押しを得たが、良いことばかりではなかった。急拡大する需要に対応するため、オペレーションキャパシティを倍増させる必要に迫られたのだ。
Amazonの動向は、インターネット業界という面でも小売業という面でも大きな影響力を持つ。決算発表でAmazon経営陣は何を語ったのか、足元の状況について紐解く。