事業内容
ウエルシアホールディングスは、ドラッグストアを中心とした小売事業を展開する企業グループです。同社グループは、当社および関係会社16社(連結子会社12社、非連結子会社2社、関連会社2社)で構成されています。
同社の主な事業は、医薬品、衛生介護品、ベビー用品、健康食品、調剤、化粧品、家庭用雑貨、食品などの販売です。これらの商品を、「ウエルシア」ブランドのドラッグストアで提供しています。
同社グループは、医薬品、調剤、化粧品などを中心とした小売事業の単一セグメントで事業を展開しています。そのため、セグメント別の詳細な情報は開示されていません。
なお、同社は特定上場会社等に該当するため、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
ウエルシアホールディングスは、ドラッグストア事業を中核に据えながら、医薬品、化粧品、日用品などの販売を通じて、地域に密着したサービスの提供を目指しています。今後も、同社グループは小売事業の強化を図り、事業基盤の拡大に取り組んでいくものと考えられます。
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【2016年2月期】ウエルシアホールディングスの業績
経営方針
ウエルシアホールディングスは、ドラッグストア業界における厳しい環境変化を成長の機会と捉え、「2024年2月期~2026年2月期 中期経営計画」を策定しました。同社は、「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します」という企業理念のもと、「調剤併設」、「カウンセリング営業」、「深夜営業」および「介護」の4大方針を軸としたウエルシアモデルを推進し、2030年の目標として「地域No.1の健康ステーション」の実現とグループ売上高3兆円の達成を目指しています。
同社は、中期経営計画の期間において、以下の重点取り組みを推進しています。①既存事業の進化と深化、②M&Aの推進とグループシナジーの追求、③デジタル化への対応、④海外事業の拡大、⑤組織・経営管理の高度化です。これらの取り組みを通じて、同社は競争力の強化、事業領域の拡大、収益性の向上を図っていく方針です。
また、同社は中期経営計画の経営指標として、2026年2月期に売上高1兆5,000億円、経常利益率5.0%、ROE15.0%以上、EBITDA年平均成長率10.0%以上を目標としています。これらの目標達成に向けて、同社はグループ全体の成長と収益性の向上に取り組んでいきます。