事業内容
ファンコミュニケーションズは、インターネット広告市場において、マーケティングコスト削減を目指す「パフォーマンスマーケティング」を事業コンセプトに掲げています。同社は、アフィリエイト広告サービス「A8.net(エーハチネット)」、スマートフォン向け運用型広告サービス「nend(ネンド)」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp(シードアップ)」を主要サービスとして提供しています。
同社の事業セグメントは、「CPAソリューション事業」「ADコミュニケーション事業」「その他」の3つに分類されます。CPAソリューション事業では、アフィリエイト広告サービス「A8.net」の運営と、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」の運営を行っています。ADコミュニケーション事業では、スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」の運営を行っています。その他のセグメントでは、メディア事業等を展開しており、代表的なサービスとして「Seesaaブログ(シーサーブログ)」があります。
「A8.net」は、成果報酬型広告を提供し、広告主とパートナーサイトを仲介します。「seedApp」は、アプリインストールを成果とするCPI広告を提供し、高い費用対効果を実現しています。「nend」は、スマートフォンサイトやアプリ向けに広告を配信し、成果に応じた報酬をパートナーサイトに支払います。
さらに、ファンコミュニケーションズ・グローバルを通じて、海外広告主の日本市場進出支援も行っており、国内外のアドネットワークへの仲介や、マーケティング全般の支援を提供しています。これらの事業を通じて、ファンコミュニケーションズは、インターネット上でのマーケティング活動を支援し、広告主とパートナーサイト双方にメリットを提供しています。
特集記事
経営方針
ファンコミュニケーションズは、プロシューマー・ハピネスを経営ビジョンに掲げ、インターネット広告市場においてアフィリエイト広告サービスやスマートフォン向け運用型広告サービスを中心に事業を展開しています。同社は、広告主、メディア、消費者の三者間での共感と信頼の構築を目指し、顧客の満足度向上と企業価値の最大化に努めています。
成長戦略として、同社はアドネットワークサービスの規模拡大を図り、国内ナンバーワンの地位を確立することを目指しています。これには、時代の変化に対応した新しい仕組みの導入や、BtoBtoCモデルのノウハウを活用した新規事業の立ち上げが含まれます。また、CPAソリューション事業とADコミュニケーション事業を通じて、広告主とメディアの効率的な獲得、満足度の向上、そして成果の最大化を目指しています。
さらに、グループ共通の戦略として、海外市場への展開、SNS時代に適したマーケティングや営業体制の構築、技術的ノウハウの蓄積、働きやすい環境の整備、優秀な人材の確保と育成、効果的な資本政策や財務戦略の実施などを挙げています。これらの戦略を通じて、ファンコミュニケーションズは市場の変化に柔軟に対応し、持続的な成長を目指しています。