事業内容
西日本フィナンシャルホールディングス及びそのグループ企業は、銀行業務を中心に、幅広い金融サービスを提供しています。同社グループは、西日本シティ銀行をはじめとする子会社16社及び関連会社4社から構成されており、地域社会に根ざした金融サービスを展開しています。
銀行業務においては、西日本シティ銀行が本店および国内の支店や出張所を通じて、預金業務、貸出業務、為替業務、有価証券投資業務、投資信託や保険商品の窓口販売業務など、多様な金融商品とサービスを提供しています。また、長崎銀行も銀行業務を行っており、地域のお客様のニーズに応えています。
その他の金融関連業務については、子会社14社及び関連会社4社が担っており、銀行業務以外の金融サービスを提供しています。これにより、西日本フィナンシャルホールディングスグループは、金融市場における多角的な事業展開を実現しています。
さらに、西日本フィナンシャルホールディングスは、特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準を連結ベースの数値に基づいて判断することとなっています。これにより、透明性の高い運営が求められています。
以上の事業内容は、事業系統図によっても示されており、同社グループの事業構造とサービスの範囲を明確にしています。
経営方針
西日本フィナンシャルホールディングスは、地域に根ざした総合金融グループとして、地域経済への貢献と企業価値の最大化を目指しています。同社グループは、「お客さま・地域の期待を超えた総合金融サービスの展開」と「グループ経営管理態勢とリスク管理態勢の高度化」を二つの主軸に据えた経営戦略を推進しています。
2023年4月から2026年3月までの中期経営計画「飛翔2026 ~つなぐココロ、つなげるミライ~」をスタートさせ、デジタル戦略や業務革新施策の展開、グループ機能の強化を通じて経営基盤の強化に努めています。この計画では、お客さま起点の"One to Oneソリューション"の提供、営業革新、人財革新、サステナビリティへの取り組みの4つの基本戦略を展開し、地域社会の持続的な発展と企業価値向上を目指しています。
具体的には、企業や個人のお客さまへのソリューション提供、営業態勢の強化、デジタル戦略の推進、業務革新、人財育成、働きがいの向上など、多岐にわたる施策を実施しています。また、持続可能な地域社会への貢献や同社グループの持続的な成長に向けた取り組みも重点施策として挙げられています。
これらの戦略は、人口減少・少子高齢化、デジタル化の加速、サステナビリティへの意識の高まりなど、変化し続ける経営環境に対応し、九州・福岡の恵まれたマーケット環境を最大限に活かすことを目的としています。西日本フィナンシャルホールディングスは、これらの戦略を通じて、地域金融グループとしての総合力をさらに進化させ、地域社会とともに成長していくことを目指しています。