事業内容
佐藤商事及びそのグループ会社(佐藤商事、子会社23社、関連会社5社を含む)は、鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業、機械・工具、営業開発の6つの主要な事業セグメントを展開しています。これらのセグメントは、幅広い業界に対して多様な製品とサービスを提供しています。
鉄鋼事業では、自動車、建設機械、農機具、建築、電機、造船、金型業界向けに、表面処理鋼板、冷延鋼板、酸洗鋼板、熱延鋼板、棒鋼、条鋼などの普通鋼や特殊鋼、建築用資材や機材を販売しています。また、切断加工などの1次加工サービスも提供しており、コイルセンターを神奈川、栃木、郡山に有しています。
非鉄金属事業では、アルミニウム、亜鉛、メタルシリコン、銅合金などの素材及び加工品を自動車、機械器具製造、ダイカスト製造業界に販売しています。海外から調達した地金や自動車部品も国内外に販売しています。
電子事業では、電子機器、電気製品、車載機器に使用されるプリント配線基板用積層板などの電子材料、液晶、半導体向け部材を電子部品業界に販売しています。
ライフ営業事業では、金属洋食器、陶磁器、テーブルウェアブランド「DANSK」や「D&S」、柳宗理氏デザイン商品などを百貨店、量販店、式場、ホテルなどに販売。直営アウトレット店の多店舗化や、テレビショッピング、通信販売を通じたSP商品の企画販売も行っています。
機械・工具事業では、工作機械、各種設備・装置、工場生産ライン一式、輸入機械、切削工具、研削砥石などを自動車業界を中心に国内外へ販売しています。
営業開発事業では、工場建屋改修工事、LED照明、各種クレーン、コンプレッサ、空調機器などの環境配慮型商品を自動車業界を主力に国内販売しています。
これらの事業を通じて、佐藤商事グループは多岐にわたる業界に対して、幅広い製品とサービスを提供しています。
経営方針
佐藤商事は、そのグループ会社と共に、鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業、機械・工具、営業開発の6つの主要事業セグメントを展開し、多様な製品とサービスを提供しています。同社は、「流通・サービスを通じて広く社会に貢献する」という経営理念のもと、企業価値の向上を目指しています。2023年度から2025年度にかけての第三次中期経営計画では、「3つのSINKA」をビジョンとして掲げ、持続的な成長を目指しています。
この計画の下、同社は国内外での販路拡大、新商材の発掘と提案、海外販売体制の充実を推進しています。特に、アジア地域を中心にグループ拠点を活用し、海外での販売活動を積極的に行っています。また、デジタル技術の進化や産業構造の変化に対応し、業務の効率化や経費の削減を進めています。
佐藤商事は、経営環境の変化に柔軟に対応しながら、国内外の関係会社と連携を図り、経営目標の達成に取り組んでいます。取引リスクの評価、加工品取引の推進、鉄鋼や非鉄金属事業の販売地域拡大、電子事業やライフ営業事業の拡販、機械・工具事業の営業活動強化など、多岐にわたる戦略を展開しています。さらに、社員教育の推進や勤務形態の多様化、海外駐在者や現地採用社員の育成、データの高度活用による効率経営など、内部体制の強化にも注力しています。
これらの取り組みを通じて、佐藤商事は、変化する経営環境の中で持続可能な成長を目指し、社会に貢献する企業を目指しています。