事業内容
TAKARA & COMPANYは、主に2つの事業セグメントを展開しています。1つ目はディスクロージャー関連事業で、2つ目は通訳・翻訳事業です。ディスクロージャー関連事業では、日本国内の上場企業向けに、IPO関連サービスや金融商品取引法、投資信託法に基づくサービスを提供しています。また、株主総会招集通知などの会社法関連サービス、IR(インベスター・リレーションズ)やSR(シェアホルダー・リレーションズ)、ESG関連の任意開示サービスも手掛けています。
この事業では、国内企業の海外投資家向けIR支援サービスも提供しており、主要な製品にはディスクロージャー関連書類の制作印刷物があります。さらに、WizLaboなどの書類作成支援ツールの企画制作販売やコンサルティングサービスも行っています。TAKARA & COMPANYの子会社である宝印刷株式会社や仙台宝印刷株式会社などがこの分野で活動しています。
通訳・翻訳事業では、国際会議やイベント、シンポジウムでの通訳サービスを提供しています。一般的な翻訳サービスに加え、欧米企業が日本でサービスを提供する際に必要なローカライズやトランスクリエーションも行っています。この分野では、株式会社サイマル・インターナショナルや株式会社サイマル・ビジネスコミュニケーションズが主要な役割を担っています。
TAKARA & COMPANYは、これらの事業を通じて、日本国内および米国を中心に幅広いサービスを提供しています。特に、ディスクロージャー関連事業では、制度開示関連製品やIR関連製品を中心に、企業の情報開示を支援する役割を果たしています。
特集記事
経営方針
TAKARA & COMPANYは、持株会社体制を通じてグループの一体化と戦略機能の強化を図り、企業価値の向上を目指しています。2019年に持株会社体制へ移行し、グローバルなオンリーワン企業集団としての進化を推進しています。中期経営計画「2026」では、サステナビリティ経営の推進、グローバル化の拡大、新事業領域の拡大、グループ戦略の強化を基本方針としています。
TAKARA & COMPANYは、ディスクロージャー関連事業と通訳・翻訳事業の2つの主要事業を展開しています。ディスクロージャー関連事業では、制度変更に伴うビジネスの創出や開示支援システムの技術革新を進め、IPOサービス体制の強化を図っています。一方、通訳・翻訳事業では、機械翻訳や遠隔通訳の技術進化に対応し、海外顧客向けの高付加価値サービスの拡大を目指しています。
また、TAKARA & COMPANYは、価値共創基盤の強化を図り、グループシナジーの進展やM&Aによる事業領域の拡大を推進しています。経営基盤のDX化やRPAの推進を通じて、効率的な経営体制を実現し、持続可能な社会づくりに貢献しています。これらの取り組みを通じて、2030年に向けた持続的な成長と信頼関係の発展を目指しています。