事業内容
沿革・会社概要
株式会社ジーンズメイトは、東京都渋谷区に本社を置く、ジーンズが主力商品であるカジュアル専門チェーンを展開する企業。1960年10月、西脇義信氏が、岡山県倉敷市に衣料品製造卸売業として、株式会社ジーンズメイトの前身である株式会社西脇被服本店を設立。1972年10月、商号を株式会社マックスに変更。1978年4月、東京都世田谷区に『JEANS MATE』を出店し小売業を開始。1987年5月、小売部門を分離するために旧株式会社ジーンズメイトを設立し、1991年2月、旧株式会社ジーンズメイトと合併し商号を株式会社ジーンズメイトに変更。1991年1月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、2000年2月に第一部へ市場変更。2017年2月、RIZAPグループの連結子会社となる。
事業内容
株式会社ジーンズメイトは、カジュアルウエアや雑貨等を販売する専門チェーンである。主たる出店業態は、駅周辺や繁華街等からショッピングセンター内テナント出店へ移行しつつある。
経営方針
2017年2月20日をもってRIZAPグループ株式会社の連結子会社となり、「ジーンズカルチャーを創る」という新たな会社理念を掲げている。
経営指標
売上高営業利益率を最重要指標としている。
経営戦略
収益力強化を目標として、ジーンズカジュアルを中心に「価値>価格」を分かりやすく伝えることができる高付加価値商品の提供や、消費者ニーズに沿った新たな価値提供を目指している。事業拡大を目標として、現在の中心事業である『JEANSMATE』に加えて、『OUTDOOR PRODUCTS』の商品やFC展開をするブランド事業を第2の事業の柱と確立するために、伊藤忠商事株式会社やFC出店先等のディベロッパーとの良好な関係の強化を図っている。
対処すべき課題
新型コロナウイルス感染症の影響によるアパレル市場を取り巻く厳しい状況下において、利益を確保するために、三つの施策を実行する予定である。一つ目は、MD改革により、『OUTDOOR PRODUCTS』『Blue Standard』『for point』の3ブランド中心にPB商品の再強化を進め、売上増と粗利率を向上させる。二つ目は、EC事業の更なる成長に向けて、ECモールへの継続注力と並行して、自社ECサイトのリプライス、EC用商品の再強化およびオムニチャネル化の推進。三つ目は、更なる各種管理費の圧縮と人材配置の最適化によるコスト削減の推進。
以上の施策に取り組むことで、売上高の確保と収益構造改善を目指している。