事業内容
ユニバンスとそのグループ会社は、自動車部品および産業機械用変速機の製造販売を中心に事業を展開しています。ユニバンスを含むグループは、合計9社から成り立ち、その事業範囲は製造から物流、その他のサービスまで多岐にわたります。
ユニバンス自体は、自動車部品の製造販売を行っており、ユニット事業と部品事業の二つのセグメントに分かれています。グループ会社の中には、株式会社遠州クロムが機能メッキ処理を、株式会社ウエストレイクが工場附帯サービスを、富士協同運輸株式会社が物流サービスを提供しています。これらは「その他」のカテゴリーに分類されます。
また、自動車部品の製造販売に特化した会社も複数存在し、株式会社富士部品製作所、ユニバンスINC.、PT.ユニバンスインドネシア、ユニバンスタイランドCO.,LTD.がそれぞれユニット事業や部品事業を手掛けています。さらに、ユニバンスアメリカINC.は営業及び市場調査を行うことで、グループ全体の事業展開を支えています。
これらの会社は、自動車部品の製造販売を核としつつ、それぞれが特化したサービスや機能を提供することで、ユニバンスグループの事業の多角化と強化を図っています。
経営方針
ユニバンスとそのグループ会社は、自動車部品および産業機械用変速機の製造販売を中心に、多岐にわたる事業を展開しています。同社は、1937年の創業以来、お客様第一を考え、競争力ある提案型企業を目指し、持続可能な成長と企業価値の向上に努めています。その経営戦略の核となるのが、Vision2030です。このビジョンの下、同社は社会的課題への対応、既存事業の収益力向上、既存事業領域の拡販、新規事業の創造の4つの重点領域に取り組んでいます。
特に、カーボンニュートラルの推進や働き方の見直し、IT活用による業務革新に注力し、社会課題解決への貢献を目指しています。また、電動系商品の事業拡大や既存商品の拡販を通じて、市場ニーズに適応し、競争力を高めています。さらに、非自動車、非駆動系への進出を図り、新たな市場の開拓に挑戦しています。
これらの施策を推進するため、同社は顧客価値向上、差別化した商品・技術開発の強化、ものつくり力の強化に努めています。また、迅速な経営判断と効率的な企業運営を目指し、コーポレート・ガバナンスの充実にも取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、ユニバンスは中長期的な企業価値の向上と、産業界および国際社会への貢献を目指しています。