事業内容
アスタリスク株式会社(以下、同社)は、国内連結子会社1社と海外連結子会社3社を含むグループ企業で構成されています。同社グループの事業内容は、主にAsReader事業とシステムインテグレーション事業に分かれています。同社は、「ITを通じて、三方笑顔(お客様の笑顔/社員の笑顔/世間の笑顔)を創造し、人類・社会の進歩発展に貢献する」という経営理念のもと、独自開発の各種リーダー及び人検出・動体追跡技術と端末処理技術を活用した製品の研究開発・製造・販売と、これら製品を活用するためのシステム開発を行っています。
AsReader事業では、「AsReader(AsteriskのReader)」ブランドで、1次元バーコードリーダー、2次元バーコードリーダー、RFIDリーダー/ライター、赤外線通信リーダーなどの製品を企画・開発・販売しています。また、画像認識技術を活用したセミセルフレジ、侵入禁止区域監視システム、顔認証システムなどの製品も提供しており、リーダー類の保守サービスやアプリケーションソフト利用料といったストック型の販売も行っています。
システムインテグレーション事業では、アプリケーションやソフトウェア等の受託開発・保守サービスを提供しています。同社グループは、製造業界、物流業界、小売業界、自動販売機業界、医療業界、アパレル業界など、幅広い業界に対してソリューションを提供しており、特にRFIDリーダーの導入による新車管理用途や、バーコードリーダーによる配送状況のリアルタイム把握、セルフレジシステムによる精算システムの実現など、多岐にわたるニーズに応えています。また、アメリカを中心とした海外展開も積極的に行っており、同社製品群の認知拡大と販売活動の進展を図っています。
特集記事
経営方針
アスタリスク株式会社(以下、同社)は、IT技術を駆使して社会の進歩発展に貢献することを経営理念として掲げています。同社は、AsReader事業を中心に、バーコードリーダーやRFIDリーダー/ライター、赤外線通信リーダーなどの独自開発製品の提供を行っており、これらを活用したシステムインテグレーション事業も展開しています。特に、画像認識技術を用いたセミセルフレジや顔認証システムなどの新製品開発にも力を入れており、製品の保守サービスやアプリケーションソフトの利用料を通じたストックビジネスの拡大も図っています。
同社の成長戦略は、既存主力事業の拡大、新製品の拡販、営業力の強化、そして海外展開に重点を置いています。特に、AsReaderシリーズの販売拡大に向け、伊藤忠紙パルプ株式会社との資本業務提携や国内携帯通信キャリア、スマートフォンメーカーとの協業を進めています。また、米国をはじめとする海外市場への展開も積極的に行い、グローバルな販売網の構築を目指しています。
さらに、同社は特許戦略の構築や人材の確保、内部管理体制の強化など、経営基盤の充実にも注力しています。これらの戦略を通じて、同社は持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しており、将来にわたって信頼される企業であることを目標としています。