“蓋のないセルフレジ”発明で注目浴びた「アスタリスク」本当の強みとは?
スマートフォンに装着して使用するバーコードリーダー、RFIDリーダー「AsReader」の開発・販売を主力とするアスタリスクは、9月30日に東証マザーズへの新規上場を果たした。
公募価格は3,300円のところ、初値は5,760円。株価は上がり続け11月12日の終値は19,460円と絶好調だ。
アスタリスクは、ユニクロのセルフレジに対して特許侵害を訴えたことで知られる。「モノ認識」技術と「モバイル」活用を組み合わせた開発に強みを持ち、DXの潮流に合わせて業績は右肩上がりだ。
10月15日に2021年8月期通期決算を発表。売上高17.9億円(前年比28.2%増)、営業利益2.2億円(前年比102%増)。2022年通期では25億円の売上を目指す。
今回は、IPO後も注目を集めるアスタリスクが、いったいどのような事業で成長し、これからどんな市場を開拓しようとしているのか、社長の鈴木規之氏に話を聞いた。