事業内容
ニチアス株式会社とそのグループ企業(子会社53社、関連会社10社)は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。これらは「プラント向け工事・販売」「工業製品」「高機能製品」「自動車部品」「建材」の5つの主要セグメントに分類されます。
プラント向け工事・販売セグメントでは、ニチアス株式会社をはじめ、ニチアスエンジニアリングサービス株式会社や新日本熱学株式会社などが国内で活動しています。海外では、THAI NICHIAS ENGINEERING CO., LTD.がこのセグメントに属しています。
工業製品セグメントには、ニチアス株式会社や株式会社福島ニチアス、国分工業株式会社などが国内で事業を展開。海外では、NICHIAS SINGAPORE PTE.LTD.やNICHIAS FGS SDN.BHD.などが含まれます。
高機能製品セグメントでは、ニチアス株式会社や株式会社福島ニチアス、ニチアスセラテック株式会社などが国内で事業を行っています。
自動車部品セグメントでは、国内でニチアス株式会社やメタコート工業株式会社、株式会社福島ニチアスなどが活動しており、海外ではNICHIAS SINGAPORE PTE.LTD.やNICHIAS FGS SDN.BHD.、さらにはNICHIAS AUTOPARTS EUROPE a.s.などが事業を展開しています。
建材セグメントにおいては、ニチアス株式会社やニチアスセラテック株式会社、竜田工業株式会社などが国内で、NICHIAS SINGAPORE PTE.LTD.やNICHIAS FGS SDN.BHD.などが海外で事業を手がけています。
これらのセグメントを通じて、ニチアス株式会社グループは幅広い産業分野において事業を展開し、多様な製品やサービスを提供しています。
特集記事
経営方針
ニチアス株式会社は、1896年の創業以来、保温・断熱技術のパイオニアとして多様な産業分野に貢献してきました。同社は、「断つ・保つ」の技術を基盤に、地球の明るい未来に貢献することを経営理念として掲げています。この理念の下、社会と共に歩み、お客様の満足を追求し、互いに信頼し合いながら共に成長することを約束しています。
中期経営計画「しくみ・130」では、2027年3月期を目標年として設定し、数値目標と環境目標を明確にしています。この計画は、環境と社会課題の解決に向けた土台作りを目的とし、前半3年を第1ステージ、後半2年を第2ステージと位置づけ、安定的かつ着実な成長を目指しています。具体的な数値目標としては、売上高2,500億円、営業利益率15.0%、ROE13.0%、ROIC12.0%を掲げています。また、環境目標としてCO2排出量の削減や産業廃棄物排出量の削減を目指しています。
同社は、プラント向け工事・販売、工業製品、高機能製品、自動車部品、建材の5つの事業セグメントを展開しており、それぞれのセグメントでの成長戦略を推進しています。これらの事業を通じて、ニチアスは国内外で幅広い産業分野に製品やサービスを提供し、社会の持続可能な発展に貢献しています。
ニチアスの成長戦略は、技術革新と市場の変化に適応しながら、環境と社会課題の解決に貢献することに重点を置いています。中期経営計画「しくみ・130」を通じて、同社は従業員とその家族の幸せ、課題解決のための工夫、持続的成長を目指す明るい未来の実現を目指しています。