松屋アールアンドディ【7317】 グロース(内国株式)

縫製自動機の開発・製造・販売、血圧計腕帯や防護服、カーシート、エアバッグなどの製造・販売を行う。

松屋アールアンドディ【7317】 グロース(内国株式)

縫製自動機の開発・製造・販売、血圧計腕帯や防護服、カーシート、エアバッグなどの製造・販売を行う。

事業内容

松屋アールアンドディとそのグループ会社は、縫製自動機の開発・製造・販売、および自社設計の縫製自動機を用いた各種縫製品の製造・販売を行っています。グループは、松屋アールアンドディを含む5社で構成され、メディカルヘルスケア事業、セイフティシステム事業、その他事業の3つのセグメントに分かれています。

メディカルヘルスケア事業では、オムロングループ向けに血圧計腕帯の製造・販売を行っており、ベトナムを中心に活動しています。また、医療用のアイソレーションガウンの製造・販売も手掛けています。このセグメントでは、自社設計の縫製自動機を用いた生産ラインを活用し、品質向上とコスト低減を図っています。

セイフティシステム事業では、自動車関連メーカー向けにカーシート、エアバッグ、自動車内装品の製造・販売を行っています。また、自動車の安全装置に関する縫製自動機の開発・製造・販売も手掛けており、長年の縫製自動化のノウハウを活かした製品開発を行っています。この事業では、エアバッグメーカー向けを中心に安定した収益を計上しています。

その他事業では、家具やインテリアメーカー、アパレル関係などの顧客に対し、それぞれのニーズに合った縫製自動機の開発・製造・販売を行っています。このセグメントでは、長年のノウハウを生かした製品提供を行っており、顧客からの依頼に基づいた縫製自動機の開発も行っています。

松屋アールアンドディグループは、これらの事業を通じて、各分野でのシナジー効果を得ながら、高性能な縫製自動機の開発に繋げています。

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経営方針

松屋アールアンドディは、縫製自動機の開発・製造・販売と、これらを活用した縫製品の製造・販売を行う企業グループです。同社は、メディカルヘルスケア、セイフティシステム、その他事業の三つのセグメントを中心に事業を展開しています。経営理念に「Safety & Medical Healthcareを通して科学技術の向上を図り人類に貢献する」と掲げ、長年にわたる開発力と技術力を基盤に、顧客満足度の向上と信頼獲得を目指しています。

同社グループは、売上高及び営業利益を経営上の目標達成の客観的な指標とし、資本効率の向上と企業価値の最大化を追求しています。縫製工程の自動化に特化した縫製自動機の開発・製造に注力し、メディカルヘルスケア事業では血圧計腕帯、セイフティシステム事業ではカーシートやエアバッグの事業拡大を重点課題としています。

経営戦略として、研究開発力の強化、生産体制・生産能力の強化、品質の向上、新しい販路及び取引先の拡大、営業力の強化、収益力の強化、人材確保・育成、内部管理体制の強化に取り組んでいます。特に、ベトナムに設置したMATSUYA INNOVATION CENTERを中心に、自動化・省力化のための縫製技術の製品開発を推進し、次世代技術の研究開発にも力を入れています。

また、市場環境の変化に柔軟に対応し、事業基盤の拡大を目指しています。これには、開発パートナーの開拓や業務提携による協力関係の強化、積極的な採用活動や社内教育体制の強化などが含まれます。同社グループは、これらの戦略を通じて、持続的な成長を目指しています。