JFrog【FROG】 NASDAQ

JFrogはUnited Statesのユニコーン企業。10/4/2018にユニコーン入り。評価額は10億ドルに達した。ジャンルはDevOpsで、主な投資家にGemini Israel Ventures, VMware, Battery Venturesがいる。

JFrog【FROG】 NASDAQ

JFrogはUnited Statesのユニコーン企業。10/4/2018にユニコーン入り。評価額は10億ドルに達した。ジャンルはDevOpsで、主な投資家にGemini Israel Ventures, VMware, Battery Venturesがいる。

事業内容

沿革・会社概要

JFrog(ジェイフロッグ)は、イスラエルに本社を置くDevOps市場を牽引するテクノロジー企業。2008年、Fred Simon氏、YOAV LANDMAN氏、SHLOMI BEN HAIM氏によって共同で設立された。2020年現在の社長はSHLOMI氏。2020年9月、NASDAQへ株式上場を果たした。

事業内容・サービス内容

JFrogはDevOpsサービスを提供する世界有数のテクノロジー企業。高品質のソフトウェアを継続的かつ効率的に配布するサービスを中核とする。Amazon、Facebook、 Google、Netflix、Uber、VMware、Spotify等含む全世界5,500社以上の企業、300万人を超える開発者のコミュニティにDevOpsプラットフォームを提供している。DevOpsとは、開発担当者と運用担当者が連携して協力する(さらに両担当者の境目もあいまいにする)開発手法のことを指す。

JFrog Platform

「JFrog Platform」はビルドから本番環境までのバイナリのフローをコントロールするエンドツーエンドなパイプラインを提供する。DevOps自動化のニーズに合わせたHA(High Availability:高可用版)およびハイブリッドなソリューションを備えた様々なパッケージタイプをサポートし、顧客それぞれの目標に合わせたサブスクリプションプランに対応したサービス。DevOpsとは、開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)が協力しあってシステムを開発・運用することでビジネスの価値を高めるため仕組み。これを自動化するプラットフォームが「JFrog Platform」だ。

JFrog Artifactory

「JFrog Artifactory」は、チームや組織など任意の規模でソフトウェアパッケージを保存、更新、管理できるソフトウェアパッケージ。JFrogの商品のなかでも中核を担う商品だ。外部ソースを含め、パッケージとパッケージのバージョン間の依存関係を自動的にキャッシュすることで、デプロイされたすべてのソフトウェアパッケージが最新であることを保証する。

JFrog Pipelines

「JFrog Pipelines」はソフトウェアチームが迅速にソフトウェアの更新をリリースできるよう、すべてのチームやツールに至るまで、DevOpsプロセスを自動化するソフトウェア。継続的インテグレーション(CI)、継続的デリバリ(CD)、インフラストラクチャなどを包含し、コードから本番環境までのすべてを自動化に貢献する。「Pipelines」はJFrog Platformとネイティブに統合されているので、クラウド(SaaS版)とオンプレミス両方のサブスクリプションで利用することができる。

Xray

すべてのアーティファクトと依存関係をスキャンし、構成要素のコンポーネントグラフを作成できるソフトウェア。DevOpsパイプライン全体をセキュアで継続的に管理するために、Artifactoryとネイティブに統合したユニバーサルなセキュリティ脆弱性診断とコンプライアンス分析を実施する。「Xray」がソフトウェアに潜む脆弱性や問題への影響を可能な限り透過的に解析して特定する。

Distribution

「JFrog Distribution」は、安全なソフトウェアリリースと検証を行い、信頼できる最適なソフトウェア配布をグローバル規模で実施するソフトウェア。「Frog Distribution」を使うことで低速・不安定なネットワークによるトラブルから解放される。


上場申請書類 FORM S-1(提出日:2020年8月24日)

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