ラウンドワン【4680】 プライム(内国株式)

ボウリング、アミューズメント、カラオケ、スポッチャ等の屋内型複合レジャー施設運営、キッズプレイゾーン施設運営、景品販売。

ラウンドワン【4680】 プライム(内国株式)

ボウリング、アミューズメント、カラオケ、スポッチャ等の屋内型複合レジャー施設運営、キッズプレイゾーン施設運営、景品販売。

事業内容

ラウンドワンは、日本国内および海外で屋内型複合レジャー施設を運営する企業です。主な事業内容として、ボウリング、アミューズメント、カラオケ、スポッチャ(スポーツをテーマにした時間制の施設)など、地域密着型のレジャーサービスを提供しています。ラウンドワンは、日本と米国を中心に事業を展開しており、それぞれの国で子会社を通じて運営を行っています。

日本国内では、株式会社ラウンドワンが直接運営を担当しています。米国では、Round One Entertainment Inc.をはじめとする複数の子会社が、屋内型複合レジャー施設の運営を行っています。また、ラウンドワンは中国やロシアにおいても事業を展開しており、朗玩(中国)文化娯楽有限公司やRound One Rus LLCなどの関連会社を通じて、同様のレジャーサービスを提供しています。

さらに、米国ではキッズプレイゾーン施設の運営や景品の販売など、多様なレジャーサービスを展開しており、Kiddleton, Inc.や株式会社エスケイジャパンがこれらの事業に携わっています。ラウンドワンは、これらの事業を通じて、幅広い年齢層に対して多様なエンターテインメントを提供し、地域社会に貢献しています。

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経営方針

ラウンドワンは、来場型の複合エンターテインメント事業を展開する企業として、新規出店による営業基盤の拡大を重要な成長戦略としています。特に、日本国内では99店舗体制を構築し、高収益体質を維持する地域への出店を概ね完了しているため、現在は海外市場への積極的な展開を推進しています。米国では、大型ショッピングモールへの出店を進め、49店舗を展開。新型コロナウイルス感染症の影響からの回復を見せ、米国市場での新業態であるスポッチャ導入店舗の収支も堅調に推移しています。また、中国市場においても、南京市を含む4店舗体制を築き、収益構造の確立に努めています。

同社は、収益構造の改善と確立を目指し、ファン層の拡大や新サービスの創出、経営効率の改善とサービスの質の向上に取り組んでいます。これには、デジタル領域への拡大やIT技術の活用が含まれます。また、財務体質の強化やサステナビリティ(SDGs)への対応、コーポレートガバナンスの充実も同社の重要な取り組みです。

ラウンドワンは、海外市場への新規出店と事業の収益構造の改善を重要な課題と位置づけ、海外への新規出店数、総売上前年対比、売上高経常利益率を重要な指標としています。これらの戦略的取り組みを通じて、ラウンドワンは中長期的な成長を目指しています。