アミューズメント市場は10年間で16%縮小!逆風の中で業績がV字回復した「ラウンドワン」
読者さんの中には「ラウンドワン」(証券コード:4680)へボウリングをしに行った経験のある方も多いのではないでしょうか。今回は、アミューズメント市場の衰退に喘ぎながらも業績をV字回復した当社についてみていきましょう。
ラウンドワンの歴史は、1980年に、その前身となる杉野興産を創業したことから始まりました。初めは屋内遊技場の経営を目的としていましたが、1990年には中古ボウリング場を賃借し、屋内複合施設へと転換。1997年には大阪証第二部に上場しています。
レジャー白書2018によると日本国内のアミューズメント市場(カラオケ・ボウリング・ゲームセンターの合計値)は2008年から10年間で1.3兆円から1.1兆円へ16%減少。特にゲームセンター市場の減少は著しく10年間で26%も減少しています。
市場の煽りをうけて、低調だったラウンドワン。しかし2016年からはV字回復を遂げています。
セグメント別の売上を確認すると、アミューズメント売上が3年間で36%増収しています。一体何があったのでしょうか。
ここから先は、有料コンテンツになります。ご購読いただくと、以下のような内容をご覧いただくことができます。
・2010年に〇〇に出店
・〇〇の売上が4年間で8倍以上に
・業績の低調なボウリングのカギは〇〇?
・進化するラウンドワン・・・国内73店舗にはすでに〇〇を導入