事業内容
フジ・メディア・ホールディングスは、認定放送持株会社として、子会社87社と関連会社50社で構成されています。主な事業セグメントは以下の通りです。
<メディア・コンテンツ事業>
- テレビ放送: ㈱フジテレビジョン、㈱仙台放送、㈱ビーエスフジ等
- ラジオ放送: ㈱ニッポン放送
- 放送番組の制作等: ㈱共同テレビジョン、㈱フジアール、㈱フジクリエイティブコーポレーション
- 映像・音楽ソフトの販売等: ㈱ポニーキャニオン
- 音楽出版等: ㈱フジパシフィックミュージック
- 通信販売: ㈱DINOS CORPORATION
- 広告: ㈱クオラス
- 雑誌書籍の出版: ㈱扶桑社
- 新聞発行: ㈱産業経済新聞社
<都市開発・観光事業>
- ビル賃貸・不動産取引: ㈱サンケイビル
- イベント・内装、ビルマネジメント等: ㈱サンケイビルテクノ、㈱サンケイビルマネジメント、㈱サンケイビルウェルケア
- ホテルリゾート運営: ㈱グランビスタホテル&リゾート
<その他事業>
- 動産リース・商品販売等: ㈱ニッポン放送プロジェクト
- ソフトウェア開発: ㈱フジミック
- レストラン・売店: ㈱フジランド
- その他: 伊藤忠・フジ・パートナーズ㈱
フジ・メディア・ホールディングスは、放送、映像・音楽、出版、不動産、ホテル等、多岐にわたる事業を展開しており、メディア・コンテンツ事業を中心に、都市開発・観光事業やその他事業にも取り組んでいる総合メディア企業グループです。
特集記事
経営方針
フジ・メディア・ホールディングスは、中期グループビジョン「"拡がる"フジ・メディア・ホールディングス 中期グループビジョン2023」に基づき、事業成長と企業価値向上を目指しています。
同社は、メディア・コンテンツ事業において、クリエイターの育成やIPの開発などコンテンツ強化への投資を拡大するとともに、配信事業の一層の成長を図ります。また、新しいウェブメディアの開発や海外市場への進出など、生活者とのコンタクトポイントの拡大にも取り組んでいます。
都市開発・観光事業では、㈱サンケイビルへの増資を通じて大規模開発案件の発掘や新たなアセットタイプの拡充を進め、グループの業績を牽引していきます。観光分野では、コロナ禍からの回復に合わせ、国内外の需要取り込みに注力しています。
同社は、事業で獲得した収益や外部借入、保有資産の見直しなどによって創出したキャッシュを原資に、成長投資を推進します。同時に、株主還元を重視し、安定配当の継続や自己株式取得などにも取り組んでいます。
これらの取り組みにより、2025年度の連結営業利益400億円の達成を目指し、事業成長と企業価値の向上を図っていきます。また、ガバナンス体制の強化にも注力し、コーポレート・ガバナンスの一層の充実を目指しています。