医学生物学研究所 沿革

株式会社医学生物学研究所は名古屋市に本社をおく企業。1969年に国内初の抗血清メーカーを目指して設立。1975年血漿蛋白質定量用免疫拡散板「MBLプレート」の国産化に成功、臨床検査薬分野に進出富士臓器(現富士レビオ)と販売提携。1983年細胞融合技術の導入によりモノクローナル抗体の開発に着手、第一回抗核抗体精度管理を実施(以降毎年実施)。1985年マイクロプレートを用いたEIA試薬MESACUPシリーズ3品目開発、発売、以降製品のラインアップを進めた。

医学生物学研究所 沿革

株式会社医学生物学研究所は名古屋市に本社をおく企業。1969年に国内初の抗血清メーカーを目指して設立。1975年血漿蛋白質定量用免疫拡散板「MBLプレート」の国産化に成功、臨床検査薬分野に進出富士臓器(現富士レビオ)と販売提携。1983年細胞融合技術の導入によりモノクローナル抗体の開発に着手、第一回抗核抗体精度管理を実施(以降毎年実施)。1985年マイクロプレートを用いたEIA試薬MESACUPシリーズ3品目開発、発売、以降製品のラインアップを進めた。

沿革

1969年8月 医用及び医学生物学研究用薬剤の研究開発及び製造販売を目的として、名古屋市千種区に資本金850千円をもって株式会社医学生物学研究所を設立
1975年3月 名古屋市緑区鳴海町に本社社屋を建設し、移転
1978年9月 血漿蛋白質定量用免疫拡散板「MBLプレート」(注1)の初の国産化に成功
1979年6月 酵素免疫測定法(注2)による世界初のアレルギー検査試薬「EIA IgEテスト」(注3)を開発、発売
1983年7月 研究開発及び抗体産生拠点として長野県伊那市に伊那研究所を建設
1983年8月 本社事務所を名古屋市中区丸の内に移転、本店所在地とする
1985年2月 伊那研究所において、細胞融合技術(注4)の導入によりモノクローナル抗体(注5)の開発に着手
1989年1月 蛍光抗体法(注6)による抗核抗体検査試薬「フルオロHEPANAテスト」(注7)を開発、発売
1989年8月 イムノテック社(仏国)と提携し、「細胞性免疫関連製品」(注8)を導入
1992年3月 「第1回高遠・分子細胞生物学シンポジウム」を開催(以降、毎年開催)
1993年11月 伊那研究所研究棟が完成
1996年2月 販売会社MBL International Corporationを米国マサチューセッツ州に設立
1998年6月 日本証券業協会の店頭市場に株式を登録
1998年9月 株式会社林原生物化学研究所(現 株式会社林原)からIL-18(インターフェロンγ産生誘導因子)(注9)特許権の全世界独占的実施権を得る
1999年5月 自己免疫疾患検査試薬の製造・販売子会社RhiGene Inc.を米国イリノイ州に設立
1999年8月 株式会社ゲノムサイエンス研究所(住友金属工業診断室を吸収継承)を設立
2000年1月 ISO9002の認証を取得
2002年3月 バイオベンチャー企業の創業支援投資を行うエムビーエルベンチャーキャピタル株式会社(現MBLベンチャーキャピタル株式会社)を設立
2004年9月 Beckman Coulter, Inc.(米国)とT細胞の解析用MHCテトラマー技術(注10)の戦略的提携
2005年4月 機能性高分子素材、特にゼリー状素材に係る北海道大学発の技術をベースとした素材開発企業有限会社GEL-Designを設立(2005年8月 株式会社に組織変更)
2005年5月 株式会社ゲノムサイエンス研究所と株式会社アドジーンが合併し、G&Gサイエンス株式会社に社名変更
2006年6月 MBL International CorporationとRhiGene Inc.が合併し、MBL International Corporationとして存続
2007年5月 中国(北京)に合弁会社北京博尓邁生物技術有限公司(英語表記:MBL BEIJING BIOTECH CO.,LTD.)を設立
2008年4月 ISO13485の認証取得
2008年7月 自己抗体を検出する新規腫瘍マーカー測定検査試薬MESACUP anti-p53テストの製造承認取得
2010年10月 G&Gサイエンス株式会社を第三者割当増資引受により子会社化
2012年11月 米国子会社のMBL International CorporationがBION Enterprises Ltd.を買収
2013年3月 本社事務所を名古屋市中区栄に移転、本店所在地とする
2013年5月 Beckman Coulter, Inc.(米国)からMHCテトラマー事業を譲り受け、全世界における開発・製造及び販売に関する権利を獲得
2013年7月 JSR株式会社への第三者割当増資により、資本金を2,228百万円から4,482百万円に増資
2014年3月 株式会社新組織科学研究所を設立
2015年7月 株式会社組織科学研究所から病理組織学的検査事業を継承
2015年10月 JSR株式会社と医学生物学研究所の子会社であるエムビーエルベンチャーキャピタル株式会社(現MBLベンチャーキャピタル株式会社)が投資ファンド「JSR・mblVCライフサイエンス投資事業有限責任組合」を組成
2016年4月 株式会社GEL-Designの株式を追加取得して子会社化
2017年2月 JSR株式会社が医学生物学研究所株式を追加取得して医学生物学研究所の親会社となる
2017年4月 海外の薬事規制にも対応した伊那研究所第2生産棟が竣工
2019年11月 JSR株式会社の子会社であるJSR Micro Inc.の増資を受け、MBL International Corporationが持分法適用関連会社となる
2020年2月 中国に恩碧楽(杭州)生物科技有限公司(英語表記:MBL Hangzhou Biotech Co., Ltd)を設立